英検準1級

英検準1級の単語帳はパス単だけでOKです【 メリット・デメリットを徹底解説】

この記事では

「英検準1級 出る順パス単(旺文社)」って実際どうなの?という人のために

  • パス単がどんな単語帳なのか
  • パス単のメリット・デメリット
  • パス単の効果的な使い方
  • 他の単語帳との比較

についてできる限り分かりやすくまとめようと思います。

 

英検準1級 パス単ってどんな単語帳?

英検準1級パス単(以下パス単)は、英検準1級のために作られた単語帳です。

これ1冊で英検準1級に出題される単語をもれなく覚えることができます。

合格者の中でも最も使われている単語帳ではないでしょうか。

自分はこのパス単しかやっていませんが(共通テストレベルまでの単語は覚えている前提)、パート1の語彙問題は本番で20/25取ることが出来ました。

過去問でも語彙問題で8割を切らなかったのは、この単語帳のおかげだと思っています。

迷ったらこの単語帳を選んでおけば間違いないです。

 

英検準1級パス単のメリット5つ

パス単のメリットは

  1. 単語・熟語合わせて1850語収録
  2. 出る度順に並んでいる
  3. 例文で覚えられる
  4. 派生語が豊富
  5. 音声を無料でダウンロードできる

の5つになります。それぞれ見ていきましょう。

 

①:単語・熟語合わせて1850語収録

パス単には

  • 単語1550語
  • 熟語300語

が収録されています。

単語だけ見れば1550語なので、そこまで多いわけではありませんが派生語が豊富なので、実際は3倍以上あります。

これだけ覚えれば十分合格点に届きます。

もちろん選択肢に書いてある単語が4つすべて分かるようになるとは限りません。

しかし試験に合格するだけなら、消去法で正解できるので問題なしです。

パス単をちゃんと覚えれば、合格者平均は取れます。

 

②:出る度順に並んでいる

この単語帳はよく出る順に

次のようにA~Cランクに分かれています。

  • でる度A:よく出る重要単語 530語
  • でる度B:覚えておきたい単語 520語
  • でる度C:力を伸ばす単語 500語

なので前から順に覚えていくことで、試験に出る単語を効率よく身につけることができます。

もし、試験まで時間がないという方でも

「最悪A、Bだけは覚えよう!」といったことも可能です。

ただしふつうにCランクからも出るので、あまりおすすめはしません。

ぜひとも頑張って全部覚えてしまいましょう!

 

③:例文で覚えられる

例文が載っているので、その単語の使われ方がイメージしやすいです。

英検準1級でる順パス単 旺文社 p22,23より引用

単語だけで覚えるよりも、ずっとイメージしやすくなったと思います。

これがすべての単語・熟語についています。

 

④:派生語が豊富

パス単は派生語がとにかく豊富です。

見出し語は1550語とそこまで多いわけではありませんが、派生語を含めると4000語くらいあります。

1つの単語に対して3~5ぐらい派生語が載っているので、効率よく語彙数を増やすことができます。

 

⑤:音声を無料でダウンロードできる

パス単は無料で音声をダウンロードすることができます。

この音声を使って例文を音読するだけで

  • 車の中の時間や
  • ちょっとした隙間時間

を単語とリスニングの勉強時間に変えることができますよ。

ちょっとした隙間時間を単語とリスニングの時間に変えることができるのは、忙しい社会人や主婦の方には嬉しいところですよね。

 

英検準1級パス単のデメリット2つ

続いてデメリットです。

  1. 熟語は出る順になっていない
  2. 音声が男性のものしかない

の2つになります。それぞれ見ていきましょう。

 

①:熟語は出る順になっていない

出る順になっているのは単語のみです。

熟語はただのアルファベット順なので、そこは注意が必要です。

ただし熟語に関しては

「最初からやらない!」

という人もいると思うので、もしそうであれば気にしなくても大丈夫です。

ちなみに、自分も熟語は手をつけませんでした。なんとなく前置詞や単語のイメージから判断できますしね。

 

②:音声が男性のものしかない

音声をダウンロードできますが、女性の音声は入っておらずすべて男性の音声になっています。

試験では男性女性、両方出てくるのでここは注意です。

しかしリスニングに関しては、最終的には過去問を中心に対策することになると思いますので、これもそこまで気にする必要はないのかなと。

 

英検準1級パス単を使うときの注意点3つ

次にパス単を使うときの注意点をいくつか紹介します。

  1. 出る順に分かれているが全部覚える必要がある
  2. 派生語は見出し語を覚えてから
  3. 熟語は余裕があればでOK

1つずつ見ていきますね。

 

①:出る順に分かれているが全部覚える必要がある

パス単は出る順に

  • ランクA
  • ランクB
  • ランクC

と分かれていますが、合格するにはすべて覚えるべきです。

ふつうにランクCからも出ます。

なので

「ランクA・Bだけやろっかな~」

というのはどうしても時間がない! というとき以外なしにしましょう。

 

②:派生語は見出し語を覚えてから

パス単は派生語が豊富ですが、優先するべきは見出し語です。

派生語も覚えたい気持ちは分かるのですが、まずは見出し語を完璧にすることを目指しましょう。

そのあとで、派生語についても覚えていくといいです。

 

③:熟語は余裕があればでOK

個人的に熟語は、余裕があればで大丈夫だと思っています。

理由は2つで

  • 前置詞や単語の意味からある程度イメージできる
  • 単純に負担が大きい

からです。

熟語って前置詞がついてるので、そこからある程度イメージできるんですよね。

例えば

  • upならプラスの意味かな
  • downならマイナスの意味かな

みたいな感じで。

それに熟語って単語よりも覚えにくいので、それならライティングにその勉強時間を回した方が全体的に見たときに効率はいいです。

出るのも4問だけですしね。

もちろん時間的に余裕があればやった方がいいとは思います。

 

英検準1級パス単のまとめ

まとめると、パス単の特徴としては

  • 英検準1級に必要な単語が出る順に覚えられる
  • 例文と一緒に覚えられる
  • 派生語が豊富
  • 音声を無料でダウンロードできる
  • 受験者の中で一番使われている単語帳である

この単語帳に載っている単語は、英検準1級にはもちろんのこと、これから英語に触れていく上でも絶対に欠かせない単語になります。

この記事を見て気になった人はぜひ参考にしてください。

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