英検準1級を目指していて
- 英検準1級の長文ってどうやって対策すればいいんだろう
- 英検準1級の長文を解くコツを知りたいな
- 何を使って練習すればいいのかも知りたいな
こういったことで悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
この記事ではこのような悩みにお答えします。
本記事の内容
- 長文(2種類)の解き方をお伝えします【目を通す順番を意識するだけです】
- 練習するのにおすすめの参考書を紹介します
この記事を読むことで英検準1級に出題される長文の解き方が分かります。
自分もこれから紹介するコツを意識したことで、かなり解きやすくなりました。
また、解き方を確立することで
長文の解答時間を短縮できる
↓
英作文やリスニングの先読みに時間を回せる
↓
1次試験の点数全体が上がる
といいことだらけです。
ぜひみなさんもこの記事を読んで解き方を確立させてくださいね。
英検準1級の長文問題を解くコツ【語句空欄補充】
https://passnavi.evidus.com/gaibukentei/eiken/taisaku/j1k/ より引用
英検準1級の長文問題は2種類あります。1つ目がこちらの語句空欄補充です。
解く流れを先にあげておきます。
- タイトルを確認する
↓ - 選択肢はまだ見ない(見るのは1段落読んだあと)
↓ - 1段落読んだら空欄に入る内容を想像し、選択肢を見て答えを選ぶ
以下で詳しく見ていきますね。
①:タイトルを最初に確認する
タイトルを先に確認するだけでどんな内容なのかが分かります。
例えば、上の問題だと「2つの島国の話かな」と見当がつきますよね。
これだけでもだいぶハードルが下がるはずです。
まずは先にタイトルを確認しましょう。
②:選択肢はまだ見ない(見るのは1段落読んだあと)
2つ目は選択肢を先に見ないことです。
なぜなら、選択肢を先に読んでしまうとどれも正解な気がしてくるからです。
こんな経験ありませんか?
- 選択肢を先に読む
↓ - 空欄まで読み進めて選択肢を1つ1つ本文に入れてみる
↓ - 全部合ってる気がする
↓ - 悩んだ結果、間違える( ;∀;)
誰でも1度はこんな経験ありますよね。
これを防ぐためにも選択肢を見るのは最後の最後にしましょう。
先に見ると迷いが生まれます。
ではいつ見るのかというと、1段落すべて読み終わった後です。
次の項で説明します。
③:1段落読んだら空欄に入る内容を想像し、選択肢を見て答えを選ぶ
選択肢を見る前に1段落すべて読んでしまいましょう。
そしたら選択肢を見る前にどんな内容が空欄に入るのかを想像します。
このとき、内容を具体的に想像するのが難しければ
- プラスの内容
- マイナスの内容
かだけでもOKです。
想像し終えたら、選択肢を見て想像したものに一番近い内容を選ぶだけです。
本文の内容が掴めていればこれで間違いなく正解できます。
ちなみに英検準1級の長文は基本的に、1段落に1つ空欄がありその段落内に答えが書いてあります。
④:基本的に本文はすべて読む
それから本文については最後の設問を解き終わるまではすべて読むべきです。
飛ばし読みすることで
- 大事な情報を見逃す
↓ - もう1回本文を読み直す
↓ - 気持ちがあせる
↓ - 余計に時間がかかる
という悪循環に陥ります。
なので結局は全部読んだ方が安定しますし、全部読む前提で練習しておくべきです。
英検準1級の長文問題を解くコツ【内容一致選択】
https://passnavi.evidus.com/gaibukentei/eiken/taisaku/j1k/ より引用
2種類目は内容一致選択です。大学受験でもおなじみの問題ですね。
解くときのポイントは5つです。
- タイトルは先にチェック
- 設問の解答の根拠は長文の流れと一緒
- 基本的に答えの根拠は1つの段落に1つ
- 先に見るのは設問だけ・選択肢は見ない
- 設問中の人名や場所の固有名詞や18〇〇などの年代は要チェック!
それぞれ見ていきますね。
①:タイトルは先にチェック
内容一致選択でも先にタイトルをチェックしましょう。
これだけで読みやすさが違います。
先にどんな話かイメージがつくだけでも気持ち的に楽ですよね。
②:設問の解答の根拠は長文の流れと一緒
各設問の解答の根拠は本文の流れ通りになっています。
上の問題でいうと、
- 32番→33番→34番
と設問の順番通りに、答えの根拠が本文中に出てきます。
- 33番→32番→34番
というようなことは基本的にないです。
なので前から順に解いていけばスムーズに解答できると思います。
③:基本的に答えの根拠は1つの段落に1つ
基本的には1つの段落に1つの設問の答えが入っています。
なのでこれを利用すれば、段落ごとに読みつぶして解いていくことが可能です。
もし1段落読み終えて設問の答えが見つからなかった場合、見逃している可能性が高いです。
④:先に見るのは設問だけ・選択肢は見ない
内容一致選択問題も先に選択肢は見ない方がいいです。
これも先に選択肢を見てしまうと
- 選択肢を全部見る
↓ - 本文の内容と照らし合わせる
↓ - 4つとも合ってる気がしてくる
↓ - 悩んだ末に間違える( ;∀;)
という悪循環です。
しかも、迷うことで時間もかかります。
コツとしては
- 先に設問だけ見る
↓ - 本文中から設問で聞かれてる答えの場所を探す
↓ - 設問の答えが分かったら選択肢を見て答えを選ぶ
これなら、選択肢を見たときに悩むことはないはずです。
内容が掴めていれば一発で答えを選べます。
英検の選択肢に紛らわしいものはあまりないです。
消去法ではなく正解を一本釣りで選ぶのがコツです。
一発で仕留めましょう。
⑤:設問中の人名や場所の固有名詞や18〇〇などの年代は要チェック!
先に設問を見るとき、固有名詞や年代などのキーワードは要チェックです。
これらは、本文中にそう何回も出てくるものではありません。
なので、設問の中でこれらに印をつけておくだけで
答えの場所が探しやすくなります=時間が短縮できる
これは便利なのでぜひ普段からクセづけておきましょう。
英検準1級の長文問題の勉強法【全問題共通】
解いたあとが大事です。必ず復習しましょう。
長文って単語やリスニングに比べて復習する人が少ない気がしますが、どうでしょうか。
- もう1回解いても内容覚えてるし。。
- 答えの番号も覚えてるから意味ないよ
という声が聞こえてきそうですが、メリットはたくさんあります。
長文を復習することで
- 答えの選び方が身につく
- 選択肢の切り方が身につく
- 問題のクセが分かってくる
- 自分の解き方が確立してくる
といいことだらけです。
1度解いて読み捨てるような勉強はやめましょう。
同じ着眼点で解ける問題が本番も出題されます。
1度解いて終わりではもったいないですよ。
英検準1級の長文対策におすすめの参考書2冊
最後に長文対策におすすめの参考書を2冊紹介して終わろうと思います。
1冊目は
- 英検準1過去6回全問題集(旺文社)
英検準1級を目指す人ならば全員が持っていると思います。
6回分あるので復習込みで考えると問題量としてはまずまずですね。
もしまだ持っていないならばすぐに買いましょう。これなしでは長文どころか何も対策することができません。
2冊目は
- 英検準1級 長文読解問題120(旺文社)
こちらも旺文社が出版している問題集です。長文に特化した問題集なので集中的に対策することができます。
クセがなく使いやすいです。ただし、120問長文が入っているわけではないのでそこは注意してください。