タイトルの答えは以下の通り↓
- 明らかな準備不足
- 人と英語で話す経験不足
- 本番で沈黙が多い、声が小さい
- 社会問題に対して自分の意見が出てこない
- 面接官と基本的なコミュニケーションが取れてない
たくさんありますが安心してください。これを見て不安になる必要は全くないです。
たしかに対策は必要ですが、やるべきことをやれば1次に比べて圧倒的に受かりやすいです。現に合格率は80%以上ありますし、面接の採点はかなり甘いと言われています。
しかし残念ながら落ちてしまう人がいるのもまた事実。
そこでこの記事では
- 英検準1級の面接に落ちる人の特徴5選
- 英検準1級の面接に受かる人の特徴5選
- どのくらい話せば受かるのか【自分の体験談】
について徹底解説したいと思います。
この記事を読むことで、英検準1級の面接に落ちてしまう人の5つの特徴や1発で受かるためにできる5つのことが分かります。
英検準1級の面接に落ちる人の特徴5選【これだけは避けてください】

上でも書きましたが、英検準1級の面接に落ちる人の特徴は以下の通りです。
- 明らかな準備不足
- 人と英語で話す経験不足
- 本番で沈黙が長い、声が小さい
- 社会問題に対して自分の意見が出てこない
- 面接官と基本的なコミュニケーションが取れてない
1つずつ解説していきます。
①:明らかな準備不足
まずはこれですね。
合格率80%以上と言っても準備は必要です。逆に準備さえしとけばほぼ受かります。
残念ながら落ちてしまう人というのは、本番全くしゃべれなかった人か、ほぼ対策せずに受けた人なんじゃないかと。
発音よくペラペラ話せなくても十分合格できるのでそこは安心してくださいね。
英検準1級の面接のコツについて知りたい人はこちらの記事を参考にしてください。一発で受かるためのテクニックを9つ紹介しています↓

②:人と英語で話す経験不足
2点目は「人と英語で話す経験不足」です。
もちろん1人でも話す練習はできますが、実際に人を相手にするのとでは全然違います。
もしも「外国人と英語で話すのは本番が初めてです」となった場合、本番かなり慌てると思います。実際私がそうだったので。。
なので、事前に外国人と話す機会を作っておくのがおすすめです。
③:本番で沈黙が長い、声が小さい
3つ目に気をつけたいのが、面接本番での沈黙の長さや声の大きさ。
それぞれ分けて解説します。
沈黙が長い
特に長時間の沈黙は一番やってはいけないことです。何がなんでも避けましょう。
初めて会う人と話すとき、もし相手がこちらの質問に対して何も答えなかったら気分はよくないですよね。
「あれ?無視されてるのかな。。」「聞こえてないのかな。。」
などと不安になると思います。
英語での面接も同じです。長い時間沈黙すると面接官の印象は悪くなってしまいます。なので分からなかったとしても必ず何か言いましょう。
ちなみに「長い時間てどれぐらい?」って感じですが、個人的な感覚で言うと5秒かなと思います。
5秒て聞くとそんなに長くないと思うかもですが、面接での5秒はかなり長いです。がんばって何か言いましょう。
声が小さい
これも絶対にやめた方がいいです。印象が悪いです。
あなたが仮に面接官だったとして、自信なくボソボソと話す人を英語の面接で合格にするかと聞かれたら「う~ん」って感じではないでしょうか。
日本人の英語が聞き取りにくい原因の1つに、声が小さいというのもよく耳にします。
なので、大きな声で話す練習をしときましょう。
④:社会問題に対して自分の意見が出てこない
これはそもそも英語力以外のところですね。
準1級の面接では、ちょっとした社会問題についても意見を聞かれます。
例えば
- 最近の子どもはスマホを使い過ぎているか
- 日本は食べ物を過剰に輸入していると思いますか
- 大学はもっと実用的な科目を提供するべきだと思いますか
こんな感じです。
これらに対して何の意見も出てこないと沈黙してしまいます。日本語で聞かれても「、、、」となるのもあるので対策が必要ですね。
⑤:面接官と基本的なコミュニケーションが取れてない
2次試験は面接官とのコミュニケーションも重要です。
長時間の沈黙を作らないとか、大きな声で話すとかもそうですし、それ以外だと
- 相手の目を見て話す
- 明るく笑顔で受け答える
- 指示されたらちゃんと「Yes.」や「Thank you.」と言う
- 問題カードを返すとき、「Here you are.」と言う
- 面接の最後に「Have a nice day!」先に言われたら「You too.」と言う
この辺りです。
どれもちょっとしたことですが、印象が良くなりますよ。
この辺については採点項目のアティチュードにも関わってきますので、日頃から徹底しておくのがおすすめです。
英検準1級の面接に受かるためにできること5つ

ここまで準1級の面接に落ちる人の特徴を5つ見てきました。
では受かる人はどういう人なのか?答えはかんたん。上の5つと反対のことをすればOK。
つまり以下のようになります↓
- しっかり準備をして受ける
- 人と英語で話す練習をする
- 長時間の沈黙を作らず、大きな声で話す
- 社会問題に対して自分の意見を言えるようにしておく
- 面接官とのコミュニケーションを取る
1つずつ解説しますね。
①:しっかり準備をして受ける
「準備するって具体的には何をすればいいの?」と思いますよね。
結論、以下の2つだけでOKです。
- 面接用の参考書を1冊やり込む
- オンライン英会話で人と話す練習をする
たったこれだけです。
面接用の参考書については「14日でできる! 英検準1級 二次試験・面接 完全予想問題 改訂版」が一番使いやすいです。
例題が14題も載っている上非常に薄い参考書なので、2次試験までの短い期間でも回しやすいです。これだけをひたすらやり込めば、十分合格レベルまで持っていくことが可能です。
もっと詳しく知りたい人はこちらのレビュー記事をご覧ください↓

※ちなみに過去問にも問題はついていますが、数が多くなく解答レベルも高すぎるのでおすすめしません。
2つ目のオンライン英会話については次の見出しで解説します。
②:人と英語で話す練習をする
これ意外と重要です。
外国人と英語で話した経験があるかないかで、本番の出来が天と地の差です。
とは言え、ふだんから外国人と英語で話す機会なんてなかなかありませんよね(あれば最高ですが)。
そこでおすすめなのがオンライン英会話。オンライン英会話を使えば誰でも簡単に外国人と英語で話すことができます。
オンライン英会話にはいろいろ種類がありますが、DMM英会話なら英検に特化した対策をしてくれます。
無料体験を利用すれば2回タダで受けられるのでぜひ活用してください。登録も簡単で5分もあれば終わります。
詳しいやり方は以下の記事を参考にしてください↓
DMM英会話で英検の2次試験を対策してもらう方法【難しい手続き不要】
外国人と英語で話すのに慣れてないのが原因で落ちて、また受け直す手間とお金を考えたら、ここでほんの少しの手間をケチらない方がいいと思います。
③:長時間の沈黙を作らず、大きな声で話す
3つ目は長時間の沈黙を作らず、大きな声で話すこと。
沈黙を避ける奥の手として、いくつかつなぎ言葉を用意しておくといいかと。
例えば
- Let me see、、
- Well、、
- That’s a good question!
- That’s a difficult question.
などなど。
こういった表現を使って少しでも間を埋めましょう。何が何でも5秒以上の沈黙は避けるのです。
また練習したてのころは、つい日本語で「えっと、、」とか言ってしまいがちです。なので、上のフレーズが反射的に出るまで意識して使った方がいいかと思います。
また、大きな声で話すことも重要です。
たしかに、緊張もするし話慣れていない英語を話すわけですから、小声になってしまう気持ちも分かります。
自分も最初は自信がなくて大きな声で話すことができませんでした。
しかし、完璧な英語を話さなくたって受かります。というか完璧に話すなんてまず不可能だと考えた方がいいです。
ふだんの日本語ですら完璧に話すなんて不可能ですよね。
英語ならなおさらです。多少間違えても気にしない気にしない。5割ぐらい合ってればいいや。これぐらいの気持ちでいきましょう。
ライティングじゃないので多少間違えたぐらいでポンポン減点されません。そんなことされたら誰も受からないです笑
2次試験ではこの割り切りが大事です。
なので、自信をもって大きな声でハキハキ話しましょう。その方が受かりやすいですよ。
④:社会問題に対して自分の意見を言えるようにしておく
社会問題について自分の意見が出せると強いです。ナレーション後のQ&Aで必ず聞かれますので。
準1級で聞かれる社会問題には以下のようなものがあります↓
- 最近の子どもはスマホを使い過ぎているか
- 日本は食べ物を過剰に輸入していると思いますか
- 大学はもっと実用的な科目を提供するべきだと思いますか
パッと見ただけでも難しそうですよね。
でも大丈夫です。立派な意見である必要はありませんし、複雑な文章を話す必要もありません。小学生ぐらいのシンプルな意見で全然OKです。
大事なのはとにかく話すことなので。うすーい意見を述べたとしても合格できます。
ぶっちゃけこの辺りは慣れです。5セット分ぐらい練習すればコツがつかめてくると思います。
⑤:面接官とのコミュニケーションを取る
面接なので、面接官とのコミュニケーションを意識しましょう。それだけでだいぶ印象が良くなり、アティチュードの点数も高くなります。
ポイントとしては以下の5つに気をつけるといいかと。
- 相手の目を見て話す
- 明るく笑顔で受け答える
- 指示されたらちゃんと「Yes.」や「Thank you.」と言う
- 問題カードを返すとき、「Here you are.」と言う
- 面接の最後に「Have a nice day!」先に言われたら「You too.」と言う
基本的なところですが、これだけできてれば十分です。
日ごろの練習から意識しとくといいですね。
英検準1級の面接問題はどれぐらい話せば受かるのか?結論:採点はかなり甘いです

まず、参考書の模範解答レベルのことを話せなくても受かります。
これは間違いないです。なぜなら自分がそうだったから。自分の体験談になりますが、文法も単語もほとんど中学レベルで乗り切りました。
それでも、何回もつっかえまくりの間違えまくりでしたが一発で受かってました。
採点基準については他の人の面接を見れるわけでもないので、自分の体験だけになってしまいますが、採点はけっこう甘いのではないかと思います。
私自身「politician」を「police officer」と言ってしまうなど、10回以上は間違えましたが、ふつうに受かってましたので。
ちなみに質問を聞き返すのは減点の対象にはなりません(あまり回数が多いともしかしたら減点されるかもしれません)。
自分は1回だけ聞き直しましたが、問題なく合格できました。
英検準1級の面接に落ちる人の特徴:まとめ

最後にまとめです。
英検準1級の面接に落ちる人の特徴は以下の通りでした。
- 明らかな準備不足
- 人と英語で話す経験不足
- 本番で沈黙が長い、声が小さい
- 社会問題に対して自分の意見が出てこない
- 面接官と基本的なコミュニケーションが取れてない
逆に、これらにさえ気をつければ落ちることはありません。合格率は80%以上もありますので。断然1次試験の方が難しいです。
ただし、外国人と話す練習だけはしといた方がいいと思います。
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DMM英会話で英検の2次試験を対策してもらう方法【難しい手続き不要】
それでは2次試験がんばってください!