英検準1級のライティングを対策しようと思ったものの
- ライティングってどうやって書けばいいんだ?
- 何かうまく書くコツとかあるのかな?
- 注意点とかあるのかな?
と疑問に思うことがあるかもしれません。
そこでこの記事では、こういった疑問や不安にお答えします。
ライティングはある程度書き方が決まっているので、その通りに書いていけば誰でも高得点が狙えますよ。
英検準1級のライティングで満点を取ったノウハウを惜しみなく解説しますね。
本記事の内容
- 英検準1級のライティングで高得点が取れる7つのコツ
- 英検準1級のライティングで絶対に注意したい3つのこと
この記事を読めば、準1級のライティングで満点を狙えるコツと絶対に押さえておくべき注意点が分かります。
ちなみに、本気でライティングで稼ぎたいと思ってる方はこちらの記事をどうぞ。私が満点を取ったテンプレを惜しみなく解説しています↓
英検準1級のライティングで高得点を取る7つのコツ

ライティングで高得点を取る「7つのコツ」をご紹介します。
これらを意識するだけで、ライティングの伸びが断然ちがってきますのでぜひ意識してみてください。
- ミスなく書く
- テンプレを用意しておく
- よく使う表現を暗記する
- パラフレーズを意識する
- 発想を変える(日本語をそのまま英語にしない)
- POINTSを見たら、賛成反対どちらのものか考える
- 試験中に時間をたっぷりかける(40分以上)
1つずつ解説しますね。
①:ミスなく書く
ライティングで大事なのはミスなく書くことです。
と言っても、ふだん書き慣れていない英語を書くわけですから、間違えてしまうこともありますよね。
しかし、ここで重要なのは「ミスなく書く」という意識です。具体的には、少しでも自信のない表現は使わないようにしましょう。
「~って書きたいな」と思っても「~」の部分に自信がなかったら、別の表現で書けないか考えることが大事です。
「合ってるか分からんけど一か八か書いてみよう!」これは絶対やめましょう。自分から減点されに行ってるようなものです。
ライティングでは「攻め」より「守り」の意識を大切にしてくださいね。
②:テンプレを用意しておく
テンプレというのは、4段落構成で書くときのおおまかな型のことです。
特に序論と結論についてはあらかじめ型を決めておけば、試験中考えることはほぼないはずです。そうすれば、1から考えるよりもミスが減らせますし、試験中に考える時間も節約できます。
この時間を節約できる、というのは意外に大きいです。この浮いた時間を使って長文を解いたり、リスニングの先読みにあてることで全体的な点数も上がっていきます。
高得点が取れるテンプレってどんなの?と気になる方は以下の記事をご覧ください。私が満点を取ったテンプレを無料で解説しています。

③:よく使う表現を暗記する
自分がよく使う表現についてはどんどん覚えちゃいましょう。
ライティングの練習をしていると
- 「あ、この表現使いやすいな」
- 「この表現、自分いつも使ってるな」
というのが出てきます。そういったものについては、ノートにまとめて覚えるのがおすすめです。
そうすれば、自信をもって書ける表現が増えてきて、減点されることも少なくなります。
④:パラフレーズを意識する
「パラフレーズ」という言葉を聞いたことがありますか?
「パラフレーズ」とは「言い換え」です。
例を出すとこんな感じ。
- important→significant,vital,essential
- We should study English.
→It is necessary for us to study English.
多少意味は違っても、言ってることは同じですよね。
このように、パラフレーズすることはライティングにおいて超重要です。なぜなら、英語は同じ表現をくり返し使うのを嫌う言語だから。
なので、1回目に「important」と書いたのなら、2回目は「significant」などのように言い換えなければなりません。
そうしないと採点者に「あ、この人は語彙力ないな」と思われてしまいます。。
これは採点基準の1つである「語彙」の部分に影響するので気をつけてくださいね。
ここを意識するだけで、あなたのライティングのクオリティはかなり上がりますよ。
⑤:発想を変える(日本語をそのまま英語にしない)
ライティングでは思い浮かんだ日本語をそのまま英語にしない方がいいです。
たぶんそれを英語にするのは難しいはず。大事なのは、思いついた日本語を別の分かりやすい日本語に置き換えることです。
例えば、「風邪は万病のもと」と書きたいときどうするか。
万病のもとに相当する英語を考えるのは無理ですよね。たぶんないはずです。
なので「万病のもと」ってどういうことだろう?と考えます。すると、「多くの病気につながる」と言い換えられますよね。
ということは「風邪は万病のもと」は
A cold can lead to many kinds of diseases.
などと書くことができます。
このように思い浮かんだ日本語が難しければ、いったん別の易しい日本語に置き換えて書きましょう。
つまり
日本語→英語
日本語→日本語→英語
と考えるのがコツです。これを意識するだけで全然ちがいます。
⑥:POINTSを見たら賛成反対どちらのものか考える
準1級では、4つのPOINTSが与えられてますよね。
それらを確認したらそれぞれが
- 賛成向けのものか
- 反対向けのものか
どちら寄りのものなのか考えると、アイデアが出しやすくなります。
例えば以下のトピックの場合を考えてみて下さい。
TOPIC:Is it acceptable to keep animals in zoos? (動物園で動物を飼うことは許容されるか)2018年第1回
POINTS
- Animal rights
- Educational value
- Endangered species
- Living conditions
この場合、①は反対用だろうし、②③は賛成用、④はどちらでも使えそう、みたいな感じで考えられますよね。
このように仕分けることで、頭の中が整理されるためアイデアがポコポコ出てきますよ。
こういった試験中の頭の動かし方やアイデアの出し方については、こちらの記事で詳しく解説しています。私が満点を取ったときの手法を1から解説してるので、ぜひご覧ください。

⑦:試験中に時間をたっぷりかける(40分以上)
最後のコツとしては、試験本番で時間をたっぷり使うことです。40分ぐらいかけてもいいと思います。
よく「ライティングは25分で書きましょう」なんて言われますが、25分で1からアイデア出して書き上げるのって難しくないですか?自分は絶対無理です。
実際40分ぐらいかければ構成をしっかり練ることができるので、芯の通った内容のあるものを書くことができるはずです。
「そんなに時間を使ったらもったいない」と思うかもですが、準1級に受かるカギはライティングです。長文を多少捨ててでも時間をかける価値は大いにあります。
長文の1点とライティングの1点では10倍ぐらい違ってきます。詳しくはこちらの記事をご覧ください。正直この内容を知らずに対策するのは無謀すぎます。

英検準1級のライティングで絶対に押さえておきたい注意点3つ

最後に、9割以上とるために絶対に押さえておきたい注意点を3つ紹介して終わろうと思います。
以下の3つになります。
- 書いてるうちに内容が逸れていないか
- 用意した内容に無理やり当てはめようとしていないか
- いきなり書き始めていないか(構成を練ってから書いているか)
1つずつ解説します。
①:書いてるうちに内容が逸れていないか
まずはこれですね。これは本当に注意が必要です。ちょっと油断するとマジで逸れやすいので。
例えば、上のトピック「動物園で動物を飼うことは許されるか」の場合。
絶滅危惧種を保護する話をしてたはずなのに、いつの間にか「環境保護が大事だから森林を守りましょう」みたいに書いてしまう。これは話が逸れてますよね。
聞かれてるのはあくまで「動物園で動物を飼うことは許されるか」ですから。
このように聞かれてるトピックから話が逸れてしまうと内容点に響きます。
これを防ぐのに有効なのが、「予め構成をしっかり練ってから書く」ことです。いきなり書き始めずに、下書きの段階で流れをガッチリ決めておけば、書いてる途中でブレることはなくなります。
最初から最後まで一貫した内容が書ければ、内容点を伸ばせますよ。
②:用意した内容に無理やり当てはめようとしていないか
これもあるあるですよね。
どんなトピックが来ても、○○に無理やり話を持っていこうとすると、本来聞かれてる内容から話が逸れやすいので要注意です。
例えば、「環境」に関する内容を用意していたとします。そして何でもかんでも「環境保護は大切だ」という方向に持っていってしまうと、内容が不自然になるんですよね。
そうなると、これまた内容点に影響します。ちなみに自分は初めて受けたとき、用意してた話題に強引に持っていったところ、内容点が2点しかもらえませんでした。。
これを防ぐには、内容をガッチリ固めておくのではなく
- どんなトピックにも使えそうなテンプレだけ用意しておく
- 書く内容は当日トピックを見てから柔軟に考える
こういった解き方がおすすめです。
③:いきなり書き始めていないか(構成を練ってから書いているか)
いきなり書き始めるのは絶対NGです。
例えば下書きなしで書き始めて、こんな経験をしたことありませんか?
- 内容がブレブレになってしまった
- 途中で何を書いてるか分からなくなってきた
こういったことを防ぐためにも、予め構成をしっかり練ってから書きましょう。おすすめは日本語で本論2つ分すべて下書きしてしまうことです。
こうすれば絶対に内容がブレることはないですし、クオリティの高いものが出来上がります。
そのためにライティングには40分以上かけるのがおすすめです。
英検準1級のライティングのコツ:まとめ

英検準1級においてライティングは間違いなく最重要分野です。対策しないと書けるようにはなりませんが、逆にきちんと対策すれば成果が出やすいです。
特に、リスニングやリーディングに不安がある人は、ライティングを極めることで簡単にカバーすることができます。
ぜひこの記事を参考にして、ライティングで高得点を狙ってみてください。
※独学で対策している人は
- 自分が書いた英文がこれで合ってるか不安。。
- 本番このまま使って大丈夫なのかな
と心配になるかと思います。
そういう人にはフルーツイングリッシュがおすすめです↓

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