英検準1級

【英検準1級】ライティングのアイデアが思いつかない人へ【3ステップで解説します】

英検準1級のライティングを対策してるけど

  • アイデアが全然思いつかない
  • どうやって考えていけばいいか分からない
  • トピックやPOINTSを見ても何も思い浮かばない

こんな風に困っていませんか??

英検準1級のライティングでは、指定されたPOINTSを必ず使う必要があるため、アイデアを思いつくのに苦労しますよね。。

自分も最初は全然思いつかなくて、1題書くのに平気で1時間以上かかってました。

しかし、1年間の間に1000枚以上書いてきたことで「アイデアの出し方のコツ」みたいなものが身についてきたんです。

その結果、本番ではライティングで満点を取ることができました(ちなみに一番最初に受けたときは11/16だったので、かなり伸びました)

 

そこでこの記事では、1年以上ライティングの対策をしてきて身につけたノウハウを解説したいと思います。

この記事を読めば、英検準1級のライティングでアイデアを出す方法が分かります。

 

本記事の内容

  • 英検準1級でよく使う論点3つについて
  • アイデアの出し方【3つの手順で解説】
  • 過去問2回分を使いながら実演します

 

 

【英検準1級】アイデアに困ったときに使える論点3つ

まずはアイデアに困ったときに便利な3つの論点を紹介します。

以下の3つになります。

  • お金
  • 時間
  • 健康

シンプルですがどれも非常に強力です。

一見トピックやPOINTSと直接関係がなさそうに見えても、これらに結び付けられることがよくあります。

アイデアが浮かばないときは、これらに話を持っていけないか考えてみるといいかと。

それぞれ便利なフレーズとともに簡単に解説しますね。

 

よく使う論点①:お金

おそらく一番使うのが「お金」です。

これに関しては、直接POINTSに「costs」と提示されてることも多いですね。

  • ~するのにお金がかかる
  • ~すればお金を節約できる

このように話を持っていければ、新たにアイデアが生まれてくることがよくあります。

 

ちなみに「お金がかかる」と言いたければ

It costs a lot of money to do.
doするのに多くのお金がかかる

「お金を節約できる」と言いたければ

~ing saves a lot of money for the future.
~することは将来のために多くのお金を節約できる

と書けばOKです。

 

よく使う論点②:時間

次によく使うのは「時間」です。

これに関しては、直接POINTSに提示されてることは少ないですが、話を自然に持っていけることがよくあります。

  • ~するのに時間がかかる
  • ~することは時間を節約できる

とりあえずこの2つに話を持っていけないか考えてみるといいかもです。案外いろんなトピックで使えます。

 

「~するのに時間がかかる」は

It takes a lot of time to do.
doするのに多くの時間がかかる

「~することは時間を節約できる」は

~ing saves a lot of time.

と表現できます。

 

よく使う論点③:健康

3つ目が「健康」です。

健康を論点に使うときのコツとしては、「健康」というテーマをさらに掘り下げて「ストレスを軽減できる」「長生きできる」など解釈の範囲を広げること。

こうすることで様々なトピックに応用できます。

  • ~は人々の健康につながる
  • ~すれば人々はストレスを軽減できる
  • ~することで○○はより長生きできる

このように「健康」という解釈の幅を広げることで、直接POINTSに「Health」となくてもあらゆる場面で使えます。

 

実際のフレーズとしては

~ing leads to good health in ○○.
~することは○○の健康につながる
~ing enables ○○ to reduce stress.
~ing enables ○○ to live longer.

この辺りを覚えておくといいでしょう。

 

【英検準1級】ライティングのアイデアの出し方を3ステップで解説

次に試験中の頭の動かし方を解説したいと思います。

アイデアを考える手順としては、以下の手順がおすすめです。

  1. それは誰にどんなメリット(デメリット)があるの?
  2. 例えば?具体的には?
  3. それにより(それをしないことにより)、さらにどんな良い事(悪い事)があるの?

①~③でそれぞれ1文ずつ書きましょう。

イメージが湧くように、実際の過去問を用いて解説しますね。

TOPIC:Is it acceptable to keep animals in zoos? (動物園で動物を飼うことは許容されるか)2018年第1回

POINTS

  • Animal rights
  • Educational value
  • Endangered species
  • Living conditions

仮に賛成の立場から「Educational value」と「Living conditions」で書くとします。

 

まずは「Educational value」から

①:このお題を「Educational value」の観点から考えたとき、誰にどんなメリットがあるかな?
⇒子どもに(←誰に)教育的な価値を提供できそう(←どんなメリット)

②:例えば?具体的には?
⇒動物園で生の動物に触れることで、命の大切さを学べそう

③:それをしないことにより、どんな悪い事があるの?
⇒もし動物園がなければ、子どもたちはそういった機会を持つことができないだろう

 

まとめると

  • 1文目:動物園で動物を飼うことは子どもたちに教育的価値を提供してくれる
  • 2文目:例えば、動物園は子どもに命の大切さを教えてくれる
  • 3文目:もし動物園がなければ、子どもたちはそのような機会を持つことができないだろう

こんな感じです。

 

続いて「Living conditions」について考えてみます。

①:このお題を「living conditions」から考えたとき、誰にどんなメリットがあるかな?
⇒動物園で飼われてる動物たち(←誰に)が長生きできる(←どんなメリット)

②:例えば?具体的には?
⇒もし、野生で生きたら他の動物に食べられてしまうかも

③:それにより、どんな良い事があるの?
⇒動物園で飼うことにより、安全に暮らすことができる

 

まとめると

  • 1文目:動物園で動物を飼うことは、それらが長生きするのを可能にする
  • 2文目:もし自然の中で暮らしたら、他の動物に食べられてしまうかもしれない
  • 3文目:しかし、動物園で飼うことで、それらは安全に暮らすことができる

 

最初は難しく感じるかもですが、たくさん練習すれば必ず書けるようになりますよ。

 

【英検準1級】ライティングのアイデアの出し方:過去問を使って実践

もう1問過去問を使って解説します。

Agree or disagree

TOPIC: The number of young people who live with their parents after they finish their education will increase in the future.(卒業後に親と暮らす若者の数は将来増えるか)2016第1回

POINTS

  1. Convenience
  2. Cost of living
  3. Personal freedom
  4. Safety

賛成の立場で書き、POINTSは「Convenience」と「Cost of living」を使うことにします。

 

アイデアを出す手順をもう一度書いておきますね↓

  1. それは誰にどんなメリット(デメリット)があるの?
  2. 例えば?具体的には?
  3. それにより(それをしないことにより)、どんな良い事(悪い事)があるの?

 

まずは1つ目の「Convenience」から考えます。

①:このお題を「Convenience」の観点から考えたとき、誰にどんなメリットがあるかな
⇒親と一緒に暮らす子ども(←誰に)が時間を節約できる(←どんなメリット)

②:例えば?具体的には?どんなメリットがある?
⇒親に頼れるので、洗濯や料理などの家事をしなくてもいい。

③:それによりどんな良い事があるの?
⇒将来に向けて勉強する時間をたくさん持てる。

 

まとめると

  • 1文目:親と暮らすことで子どもたちは時間を節約できる
  • 2文目:例えば、彼らは親と暮らすことで洗濯や料理などの家事をしなくてもよい
  • 3文目:これにより将来に向けて勉強する時間をたくさん持つことができる

こんな感じになりますね。

よく使う論点である「時間」に結び付けてみました。与えられたPOINTSは「Convenience」ですが、このように「時間」に話を持っていくことが可能です。

「時間」は本当に便利な論点ですので、ぜひ意識してみて下さい。

 

続いて2つ目の本論です。

①:「Cost of living」の観点から考えると、誰にどんなメリットがあるかな?
⇒子どもにとって(←誰に)お金を節約できそう(←どんなメリット)

②:例えば?具体的には?
⇒もし、1人暮らしをするならば、家賃や光熱費などのお金がかかってしまうので。

③:それによりどんな良い事があるの?
⇒しかし親と同居することで、これらの費用を削減することができる。

 

まとめると

  • 1文目:親と暮らすことは若者がお金を節約するのを可能にする
  • 2文目:もし一人暮らしをするならば、家賃や光熱費などによりコストがかかる可能性が高い。
  • 3文目:しかし親と暮らせば、これらの費用を削減できる

これにて完成です。

今回は、よく使う論点No.1である「お金」ですね。

「cost」⇒「節約できる」の流れは本当に便利ですので、アイデアが出てこないときは真っ先に考えましょう。

 

【英検準1級】ライティングでアイデアが思いつかないときの対処法:まとめ

最後にもう一度アイデアの出し方をまとめておきます。

  1. それは誰にどんなメリット(デメリット)があるの?
  2. 例えば?具体的には?
  3. それにより(それをしないことにより)、どんな良い事(悪い事)があるの?

最初はなかなか難しいと思いますが、毎日練習すればどんなトピックでも必ず書けるようになります。

ライティングで9割~満点取れれば、英検準1級は間違いなく受かりますので、ぜひライティングを極めてみてくださいね。

 

私が実際に満点を取ったテンプレについてはこちらの記事で詳しく解説しています↓ぜひご覧ください。

【英検準1級】ライティングで満点を狙える無敵のテンプレート

便利な例文をたくさん知りたい!という人はこちらの記事をどうぞ↓英検準1級で頻出の7つのトピック毎に、合計60の例文を紹介しています。

【マネするだけ】英検準1級のライティングで使える表現集【便利な60文】

 

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