英検準1級

【英検準1級】ライティングで9割取れる基本のテンプレート【そのまま使えます】

英検準1級のライティングで9割以上取りたいけど

  • そもそも書き方がよく分からない
  • どんな風に書けば9割取れるんだろう
  • 9割以上取れるテンプレを教えてほしい

こんな風に思っていませんか??

ライティングの書き方って悩みますよね。一体どんな風に書けば9割取れるんだ??と自分もよく悩んでました。

そこでこの記事では、私が実際に満点を取れたテンプレを大公開します。誰もが悩む本論の書き方についても一緒に解説しますので、ぜひ参考にしてください。

本記事の内容

  • 9割取れる基本のテンプレ
  • テンプレと合わせて役立つ表現集

この記事を読めば、今後一切テンプレで悩むことはなくなりますし、本番で9割以上狙うことだって可能となります。

ちなみに、本気でライティングで稼ぎたいと思ってる方はこちらの記事をどうぞ。私が満点を取ったテンプレを惜しみなく解説しています↓

【英検準1級】ライティングで満点を狙える無敵のテンプレート

 

【英検準1級ライティング】私が満点を取ったテンプレートがこちら

結論から先に書いときます。私が実際に満点を取ったときのテンプレがこちらです。

  1. 序論:I think that~ / I agree with the idea that~.
    I have two reasons to support my opinion in terms of ポイント① and ②.
  2. 本論①:The first reason is that ~
  3. 本論②:The second reason is that ~
  4. 結論:For these reasons, I believe that 問題文のパラフレーズ

これさえ覚えておけばかなりの語数を自動で埋められますし、時間の節約にもなります。

各段落に関してさらに詳しく解説していきますね。

 

①:序論の書き方

ここは1番簡単です。型さえ覚えれば何も考えずに書けてしまいます。

自分がよく使っていたのは以下のテンプレ。

  1. I think that / I agree with the idea that 問題文の丸写し
  2. I have two reasons to support my opinion in terms of ポイント① and ②

1文目のthat以下「問題文の丸写し」の部分に関しては、本当はパラフレーズ(言い換え)するのが一番いいのですが、自分は問題文を丸写ししても満点取れました。

ちなみにこの「問題文の丸写し」ですが、難しいという声も多いので少し実演してみます。

例題①:Should people trust information on the Internet?(2022年第2回)

I think that people should trust information on the Internet.

例題②:Agree or disagree: More needs to be done to improve public safety.(2020年第2回)

I  agree with the idea that more needs to be done to improve public safety.

例題③:Do companies need to improve the way they treat their workers?(2019年第3回)

I think that companies need to improve the way they treat their workers.

こんな感じで本当にただ写すだけです。簡単ですね。

 

2文目の「ポイント① and ②」については、問題用紙に書いてあるPOINTSをそのまま写せばOKです。この時点で本論で使うPOINTSを書いておくと、採点する人にとって分かりやすくなるのでおすすめです。

※”in terms of A”で「Aに関して」という熟語です。非常に便利な表現なのでぜひ覚えておくといいですよ。

パラフレーズとは言い換えです。

英語は同じ表現をくり返し使うのを嫌うので、2回目以降はできるだけ違う表現に言い換えることが大切です。

例えば

  • important→significant,vital,essential
  • We should study English.
    →It is necessary for us to study English.

このような感じですね。

 

②:本論の書き方

ここが唯一自分で考えなければいけないところです。とは言っても、本論に関しても書きやすい流れというのが決まっています。

おすすめは

  • 1文目:理由
  • 2文目:具体例
  • 3文目:結論

の流れで書くことです。

書き出しはそれぞれ

  • 理由:The first(second) reason is that S V
  • 具体例:For example
  • 結論:Therefore / As a result

で書くと書きやすいです。

これだけではピンとこないかもしれないので1つ例を出しますね。

  • 「生徒は制服を着るべきか」

このお題に対して賛成の立場で書くとします。

そうすると

  1. 制服を着ることは時間の節約になる(理由)
  2. 例えば、私服だと毎朝選ぶ必要があるが、制服ならその時間が必要ない(具体例)
  3. よって、制服は生徒が自由な時間を持つのに役立つ(結論)

どうでしょうか。そんなに難しくないですよね。

大事なところなのでもう一度流れを書いておきますね。

  1. 1文目:理由
  2. 2文目:具体例
  3. 3文目:結論

これを色々なテーマで練習していけば誰でも書けるようになりますよ。ただし、大事なのは毎回この流れを意識して練習することです。

  • ただ漠然と練習しただけの人と
  • この流れを意識して練習したあなた

どちらが上達するかは火を見るよりも明らかですよね。自分の場合、10テーマほど練習したらコツがつかめてきました。

最初は難しいですが、最終的には「慣れ」の部分が大きいです。まずは上の流れを意識して10テーマほど練習してみてください。びっくりするほど書けるようになるはずです。

また、本論は1文目が最重要です。ここをうまく書けるかですべてが決まります。1文目の詳しい書き方についてはこちらの記事をご覧ください。

【英検準1級】ライティングで一番大事なのはトピックセンテンス【知らないとヤバい】突然ですが「トピックセンテンス」という言葉を知っていますか?? 一言でいうと、本論に書く1文目のことです。 1文目な...

 

 

③:結論の書き方

結論も書き方が決まっていて、おすすめは

  • For these reasons, I believe that 問題文のパラフレーズ

これだけです。

ここで大事なのは、問題文のパラフレーズ(言い換え)です。序論では無理してパラフレーズしなくてもいいよと言いましたが、結論では必ずパラフレーズしてください。

大事なのでくり返します。

結論では必ず「that以下をパラフレーズ」してください。

とは言っても難しく考える必要はありません。誰でも簡単にパラフレーズするコツを伝授します。それはズバリ形式主語構文を使うこと。

例えば、先ほどの制服の例題で見ていきましょう。

トピックが「Do you think that students should wear school uniforms? 」の場合

  • It is necessary for students to wear school uniforms.

と書けば簡単に書けてしまいます。

もしお題に

「Do you think that it is necessary for students to wear school uniforms? 」

のようにすでに形式主語が使われていれば「should」を使って

  • I believe that students should wear school uniforms.

とすればOKです。つまり

  • 形式主語構文
  • should

を使い分けて書けば、結論も何も考える必要はありません。これさえ覚えておけばサクサクパラフレーズできるのでおすすめですよ。

序論で扱ったトピックを使いもう少し実演してみます。

例題①:Should people trust information on the Internet?(2022年第2回)

I believe that it is acceptable for people to trust information on the Internet.

例題②:Agree or disagree: More needs to be done to improve public safety.(2020年第2回)

I believe that it is necessary to improve public safety.

例題③:Do companies need to improve the way they treat their workers?(2019年第3回)

I believe that it is necessary for companies to improve the way they treat their workers.

慣れればそんなに難しくないと思います。ただ形式主語で使う形容詞だけ迷うと思うので、便利なものをいくつか紹介します。

  • important(重要な)
  • necessary(必要な)
  • essential(必要不可欠な)
  • acceptable(許容できる)
  • beneficial(有益な)
  • useful(役に立つ)

これだけ覚えておけばまず困ることはないかと。

 

こういったライティングのコツについてはこちらの記事で詳しく解説しています。絶対に押さえておきたい3つの注意点も解説しているので是非ご覧ください。

【保存版】英検準1級のライティングのコツ7つと注意点3つ英検準1級のライティングを対策しようと思ったものの ライティングってどうやって書けばいいんだ? 何かうまく書くコツと...

 

最後に序論から結論までの流れをもう1度まとめておきます。

  1. 序論:I think that~ / I agree with the idea that 問題文の丸写し.
    I have two reasons to support my opinion in terms of ポイント① and ②.
  2. 本論①:The first reason is that ~
  3. 本論②:The second reason is that ~
  4. 結論:For these reasons, I believe that 問題文のパラフレーズ

これだけでかなりの語数を自動で埋められますし、時間の節約にもなります。

 

【英検準1級ライティング】テンプレと合わせて役立つ表現集

最後にライティングに役立つ表現をいくつか挙げておきます。上で紹介したテンプレと合わせれば、表現の幅がグッと広がります。ぜひ活用してみてください。

 

①:情報を追加する表現

まずは情報を追加する表現です。

  • also, SV(また)
  • besides, SV(加えて)
  • moreover, SV(さらに)
  • furthermore, SV(さらに)

使いどころですが、理由をもう1つ言いたいときなどに重宝します。ちなみにこれらはすべて副詞なので、「when」や「if」のように、文と文を直接つなぐことはできませんので注意してください。

S V, moreover, S V.

S V. Moreover, S V.

 

②:原因・理由を表す表現

次に原因や理由を表す表現です。

  • because / since SV(~なので)
  • because of 名詞(~のせいで)
  • thanks to 名詞(~のおかげで)
  • this is because SV(それは~だからだ)

個人的に「because of 名詞」や「thanks to 名詞」が使いやすくて好きですね。文末にちょこっと付け足すだけで表現の幅がグッと広がります。

 

③:結果を表す表現

次は結果を表す表現です。

  • therefore, SV(したがって)
  • consequently, SV(結果として)
  • as a result, SV(結果として)
  • this is why SV(このようなわけで)

これらは各本論で結論を書くときに重宝します。本論は2つなので、上記から2つ選んでもらえればいいかと思います。

 

④:無生物主語構文

最後は無生物主語構文です。

無生物主語構文とはその名の通り、人ではなく「モノ」を主語にして書く構文です。ライティングで使いやすい表現は以下の通り。

  • S lead to O / S result in O
    (Oという結果になる)
  • S help do
    (Sはdoするのに役立つ)
  • S encourage O to do
    (SはOがdoするのを促す)
  • S allow O to do / S enable O to do
    (SはOがdoするのを可能にする)
  • S make O C
    (SはOをCにする)
  • S prevent O from ~ing
    (SはOが~するのを妨げる)

例文を用いて少し解説しますね。

例えば「スマートフォンによって人々はお互いに連絡を取り合える」と書きたい場合。人を主語にすると以下のようになります↓

People can communicate with each other by smartphones.

では、人じゃなく「モノ」を主語にして書くとどうなるか。つまりこの場合だと「スマートフォン」を主語にした場合がこちら↓

Smartphones enable people to communicate with each other.

こんな感じで書けました。これが無生物主語構文です。

無生物主語構文は非常に便利なのでぜひ使ってみてください。普段の英文に意識して組み込むだけで、採点項目の1つである「文法」の点数が伸びます(表現がバラエティ豊かになるため)。

 

【英検準1級ライティング】9割取れるテンプレート:まとめ

最後にテンプレをもう一度まとめておきます。

  1. 序論:I think that~ / I agree with the idea that 問題文の丸写し.
    I have two reasons to support my opinion in terms of ポイント① and ②.
  2. 本論①:The first reason is that ~
  3. 本論②:The second reason is that ~
  4. 結論:For these reasons, I believe that 問題文のパラフレーズ

こちらのテンプレ通り書いていけば間違いありません。実際これで満点を取れましたので。

もちろん、メインの部分は自分で考える必要がありますが、このテンプレを覚えておくだけで書きやすさが全然違うかと思います。

ぜひこのテンプレを使って練習してみて下さいね。

本論の書き方についてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ↓私が実際に満点を取ったテンプレを惜しみなく解説しています。

【英検準1級】ライティングで満点を狙える無敵のテンプレート

便利な例文をたくさん学びたい人はこちらをどうぞ↓

【マネするだけ】英検準1級のライティングで使える表現集【便利な60文】

 

POSTED COMMENT

  1. まやぴん より:

    とても参考になる記事をありがとうございます!Japan Timesのライティングのテキストを見るとたくさんバリエーションがありI think などの言い方は推奨されてないようなのですが、このような簡単な表現(2級をもう少しだけ詳細にしたイメージ)でも主張がきちんとしていて文法的ミスがなければ9割取れる、ということなのでしょうか

    • okota4609 より:

      まやぴんさん。コメントありがとうございます。

      I think ~のような簡単な表現でも9割取れます。ちなみに自分はそれで満点でした。大事なのは、正確な文を論理的に書くことですね。表現の難しさ自体はさほど影響しないと思います。

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