特にpart7なんかチンプンカンプン。
こんな自分でも、TOEICが読めるようになる参考書を教えてほしい
こんな人におすすめなのが
「肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本」です。
※(以下、肘井学の読解のための英文法)
中学レベルの例文を使いながら、TOEICの英文を読めるようにしてくれます。
本記事の内容
- 肘井学の読解のための英文法ってどんな参考書?
- 肘井学の読解のための英文法のメリット・デメリット
- 肘井学の読解のための英文法の口コミ
- 肘井学の読解のための英文法の効果的な使い方
- 肘井学の読解のための英文法の次にするべきこと
ではさっそく見ていきましょー!
肘井学の読解のための英文法ってどんな参考書?

「肘井学の読解のための英文法」ってどんな参考書なのか見ていきます。
- 肘井学の読解のための英文法を使ってできるようになること
- 肘井学の読解のための英文法のレベル
- 肘井学の読解のための英文法はどんな人におすすめ?
1つずつ解説します。
①:肘井学の読解のための英文法を使ってできるようになること
名前に「英文法」とありますが、「精読」するための参考書です。
(精読とは1文1文を読めるようにすることです。)
ここを間違えないように注意してください。
この参考書をを1冊やり込むことで、TOEICの英文がスラスラ訳せるようになります。
「英語ができる人はこんな風に考えて読んでるんだな」
というのを肌で感じることができますよ。
②:肘井学の読解のための英文法のレベル
例題レベルはかなり易しく長さも短めです。
だいたい中学~高校1年生レベルって感じです。
「そんなに易しくて大丈夫?」
と思われるかもですが、そこは安心してください。
TOEICの英文を読むのに必要なポイントはすべて網羅されています。
③:肘井学の読解のための英文法はどんな人におすすめ?
とにかくTOEICの英文が読めない人。
特にpart7の長文はサッパリ。。という人にはぴったりです。
また、この参考書で学んだ精読力というのはpart5でも大いに役立ちます。
肘井学の読解のための英文法のメリット5つ

肘井学の読解のための英文法のメリットは次の5つです。
- 英文を読むのに必須のテーマを網羅できる!
- 実際の長文にそのまま活かせる!
- 例題が短めで語彙レベルも易しい!
- 例文数が多いのでたっぷり演習できる!
- 例題すべてにSVOCや修飾関係が記してある!
1つずつ見ていきます。
①:英文を読むのに必須のテーマを網羅できる!
TOEICを読むために必要な知識や考え方をこれ1冊ですべて学ぶことができます。
この参考書をやり込んでおけば、長文を読んだとき
「あっ!この文、肘井学の読解のための英文法でやったあのパターンと一緒だ!」
「この文構造もやったから知ってる~!」
となり、独学でもスコアを伸ばすことができますよ。
②:実際の長文にそのまま活かせる知識が身につく!
本書で学んだ知識は、実際の長文にそのまま活かせます。
例えば、「~ing」を見たときにどういう文法を思い浮かべるでしょうか。
- 進行形をつくる「~ing」
- 動名詞をつくる「~ing」
- 現在分詞(形容詞用法)の「~ing」
- 分詞構文の「~ing」
「~ing」にはこれだけの使い方があります。
文法知識としてこれらの使い方を覚えておくことはもちろん大事です。
しかし、長文になるとそれだけでは足りません。
文中に出てきた「~ing」が上のどれに当てはまるのかを瞬時に判断する必要があります。
本書をやり込むことで、これらを瞬時に識別できるようになります。
③:例題が短めで語彙レベルも易しい!
例題は短いものが多く、語彙レベルも易しいです。
なので、独学でもストレスなく進めることができます。
特に語彙レベルが抑えられているのは初学者の人にとっては助かるところ。
④:例文数が多いのでたっぷり演習できる!
メインの例題に加え、各テーマの最後に確認問題もついています。
それらも合わせると例文数は「300文以上」です。
なので、たっぷりと英文解釈を練習することができます。
⑤:例題すべてにSVOCや修飾関係が記してある!
肘井学の読解のための英文法の解説にはすべて「SVOC」や「修飾関係」などが図解で記してあります。
文章だけの説明ではなく、視覚的にもパッと分かるので印象に残りやすいです。
肘井学の読解のための英文法のデメリット2つ

肘井学の読解のための英文法の気になるところは2つです。
- 量が多い
- 1問あたりの解説が少なめ
以下、1つずつ見ていきます。
①:量が多い
先ほど例題数が多いのが魅力的というお話をしましたが、その分、量が多いです。
なので中には「ごちゃごちゃして見にくい、、」と感じる人もいるかもしれません。
文字が小さいということもないので、個人的には気になりませんでしたが一応念のため。
②:1問あたりの解説が少なめ
例文数が多いので1問あたりの解説量は少なめになっています。
たまに言葉足らずなところがあったりします。
ですが大事なことはしっかり書かれています。
基本的な文法が分かっていれば、理解するのに支障がでることはありません。
逆に、くどい解説よりもすっきりした解説の方が読みやすいという人にはピッタリかと。
肘井学の読解のための英文法の口コミや自分の感想
次に、この本の口コミや自分の感想を紹介します。
肘井学の読解のための英文法の良い口コミ
肘井学の読解のための英文法の良くない口コミ
肘井学の読解のための英文法の自分の感想
この本の個人的なお気に入りポイントは主に2つです。
- 独学で精読のやり方が学べる
- 形が似た文法を識別できる章が用意されている
実際に長文を読むときの状況まで考えて作られている参考書だと思います。
肘井学の読解のための英文法の効果的な使い方5つ

次に、この参考書の効果的な使い方を5つに分けてご紹介します。
- 初めに「本編に入る前に」を読んで理解しておく
- 例題を1問ずつ解いて答え合わせ
- 確認問題もしっかり解く
- 発展問題は飛ばしてもOK!
- 何周もくり返して復習する
1つ1つ解説します。
①:初めに「本編に入る前に」を読んで理解しておく
p8~10に「本編に入る前に」というページがあります。
これは必ず読んでおいてください。
とても大事なことが書いてあります。
例えば
- 句や節の理解
- SVOCの理解
- 名詞、形容詞など品詞の理解
この辺りが理解できていなければ精読を身につけることは不可能です。
②:例題を1問ずつ解いて答え合わせ
次にいよいよテーマ1から順に進めていきましょう。
やり方は簡単でして
- 最初に今からやるテーマを確認する
↓ - 例題を1問ずつ解く(自力でSVOCや訳も考える)
↓ - 解説を見ながらSVOCやカッコをつける
↓ - 解説の和訳を確認する
↓ - 2つ目の例題以降も同じように解く
このように進めていけば大丈夫です。
③:確認問題もしっかり解く
例題がすべて終わったら、各テーマの最後に「確認問題」というのがついています。
例題の知識ですべて解ける復習問題です。
レベルも例題と変わりません。
これもしっかりやっておきましょう。
④:発展問題は飛ばしてもOK!
確認問題の下に「発展問題」というのがあります。
すべて大学入試の過去問なので、例題や確認問題とは違いレベルが一気に上がります。
ここまで難しい英文はTOEICには出ないので、飛ばしてOKです。
⑤:何周もくり返して復習する
何周もくり返して復習しましょう。
1周だけしかしないならやる意味はほぼ0です。
何周もくり返して初めて、初見の英文に活かせるようになります。
目安としては、最低でも3周はしましょう。
ただし、訳やSVOCの暗記にならないように注意してください。
あくまで
・なぜそこがSだと分かるのか
・なぜそれが関係代名詞だと分かったのか
という過程(なぜの部分)を大事にしてください。
結果の丸暗記は、本当に意味がないので注意してくださいね。
肘井学の読解のための英文法の次にするべきこと

この参考書が終わったら、まずはpart5を徹底的にやり込みましょう。
やり込み方としては次の2つ。
- 実際にpart5を解く
- part5の短文にSVOCや()をつけていき、精読の練習をする
part5は文法問題が中心なので、本書の内容で解けるものが多いです。
そして解いたあとは、精読素材にするのがおすすめ。
part5の文は1文1文が短いので、精読の練習にピッタリです。
肘井学の読解のための英文法のレベルや使い方:まとめ
まとめると肘井学の読解のための英文法はこんな人におすすめです。
- TOEICの英文が全然読めない人
- part7を読めるようにしたい人
- part5を得点源にしたい人
肘井学の読解のための英文法は、TOEICの精読の参考書にピッタリです。
まずはこの参考書をやり込むことで、TOEICを読むための土台が完成しますよ。