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TOEICのリーディングで絶対に300点を取る勉強法【4つの注意点あり】

TOEICのリーディングで200点台になったけど

  • 300点を取る勉強法が知りたいな
  • どれぐらい勉強すれば取れるのかな
  • 何か注意した方がいいことってあるのかな

こんな風に思う事があるかもしれません。

そこでこの記事では

  • リーディングで300点を取るのに必要な勉強時間
  • リーディングで300点を取る戦略と勉強法
  • 勉強する際の注意点4つ

について解説していきます。

この記事を読むことで、リーディングで300点に向けてやるべきことがはっきりしますよ。

 

※これから初めてTOEICを受けるという人は【初心者向け】TOEICの勉強でまずやること3つ【600点取る!】の記事を参考にしてください。

 

また、TOEIC600点を目指す戦略と勉強法はTOEIC600点の壁をぶち破る3つの戦略と勉強法【初心者向け】の記事にまとめてあります。

 

TOEICのリーディングで300点を取る戦略⓪:全体像

TOEICのリーディングで300点を取る戦略⓪:全体像

まず、リーディングで300点を取る全体的な戦略について。

大事なのは次の3つです。

  1. 必要な勉強時間は約200時間
  2. 40問塗り絵しても大丈夫
  3. part5,6で8~9割を目指す/part7は15問解ければ十分

1つずつ解説します。

 

①:必要な勉強時間は約200時間

仮に現在リーディングが200点だとします。

この場合、300点まで上げるのに必要な時間は約200時間です。

一般的に、1点あげるには2時間の勉強が必要だと言われています。

 

あの有名な金フレの著書であるTEX加藤さんも、次のようにおっしゃられています。

私の指導経験では、毎日3時間勉強すると、3カ月間で約100点スコアがアップするという結果がでました。つまり、200~300時間勉強で100点もアップすることができるのです。         プロに聞くTOEIC勉強法 短期間でスコアを伸ばしたいなら、リスニングに重点を。 | マイナビニュース (mynavi.jp)

なので

  • 平日は2時間
  • 休日は5~6時間

勉強すれば、3ヶ月ほどで達成することが可能です。

楽ではないですが、やった分だけ確実にスコアは伸びます。

 

②:40問塗り絵しても大丈夫

300点取るのに全問解く必要はありません。

実は、40問ぐらい塗り絵しても300点は取れます。

つまり

  • part5,6で点数を稼ぐ
  • part7に関しては取れる問題だけを確実に取る

このような戦略でいくのがオススメです。

自分も初めて300点取ったときは、こんな感じでした。

 

③:part5,6で8~9割を目指す/part7は15問解ければ十分

もう少し上記の内容を深堀します。

具体的には

  • part5,6で8~9割取る
  • part7で15問がんばって解く

と300点に届きます。

つまりリーディングで300点取るためには、part5,6でいかに稼ぐかがカギになります。

そのための具体的な方法を以下で解説していきます。

 

TOEICのリーディングで300点を取る戦略①:part5,6で8~9割を目指す!

TOEICのリーディングで300点を取る戦略①:part5,6で8~9割を目指す

まずはpart5,6で8~9割を目指しましょう。

part5,6だけでリーディング全体の半分近くあるので、かなり重要です。

そのためにするべきことは次の3つ。

  1. 金フレを覚える
  2. 文法特急1をやり込む
  3. 公式問題集で総仕上げ

1つずつ解説します。

 

STEP①:金フレを覚える

 

「銀フレ」の次のレベルになります。

1番人気の単語帳で、TOEICと言えばこれって感じです。

人気の理由は以下の通り。

  1. TOEICに出る単語を厳選して収録
  2. 目標スコア毎に覚えられる
  3. 派生語も豊富
  4. 短いフレーズで覚えられる
  5. コンパクトなので、鞄に入れてもかさばらない

これさえ覚えれば問題集から分からない単語が消えます。

レベルが分かれていますが、860点レベルまで覚えてしまうといいです。

 

STEP②:文法特急をやり込む

 

次に文法特急をやり込みましょう。

この参考書がpart5で8割以上取るためのすべてです。

文法特急のメリットは以下の通り。

  1. part5の頻出パターンをすべて押さえることができる
  2. 1問1答形式なのでサクサク進められる
  3. 解説が非常に分かりやすく、自分にも解けそうと思わせてくれる
  4. コンパクトなので、鞄に入れてもかさばらない

不正解の選択肢までしっかり言及されているので、モヤモヤが残りません。

5周以上やり込むとpart5,6で8割が見えてきます。

文法特急のやり込み方は次の通り

  1. 自力で問題を解く
  2. 答え合わせ後、精読する
  3. 頭から5回ほど通読する
  4. 文法特急に出てきた単語はすべて覚える
  5. 問題を見ただけで答えの根拠が言えるようにする

自分も文法特急をやり込んでから8割は絶対に切らなくなりました。

 

STEP③:公式問題集で総仕上げ

 

金フレも覚えた!文法特急もやり込んだ!

という人は公式問題集をやってみましょう。

まずはpart5,6だけで大丈夫です。

時間は気にしなくていいので、1問1問丁寧にやることが重要です。

そして解いた後は必ず復習をしましょう。ここをしっかりやることでグングン伸びていきます。

効果的な復習方法についてはTOEICのpart7はこう復習すべし!【4STEPで徹底解説!】の記事にまとめました。※part7とありますが、part5,6でも同じです。

ちなみに公式問題集は新しいものから買うのがいいですよ(2021年現在だと7が最新)。

 

TOEICのリーディングで300点を取る戦略②:part7は初めの15問を全力で取る!

TOEICのリーディングで300点を取る戦略②:part7は初めの15問を全力で取る!

part7に関しては、初めの15問を確実に解くことが重要。

つまり「40問捨ててもいいので15問は確実に取る!」

それだけでOKです。

そのための勉強方法は次の通り。

  1. 金フレを覚える
  2. 精読をできるようにする
  3. 公式問題集1冊を丁寧にやり込む

1つずつ見ていきます。

 

STEP①:金フレを覚える

part5,6と同様、金フレで単語を覚えましょう。

part7はすべて長文問題なので、単語に抜けがあると支障がでます。

逆に単語さえ覚えれば、それだけでかなり解けます。

 

STEP②:精読をできるようにする

精読とは、1文1文の構造をきちんと把握することを言います。

具体的には

  • 単語、熟語
  • 文法、表現
  • 主語、動詞
  • 修飾関係

などを1文ごとに1つ1つチェックしていきます。

これをすることで、1文1文がきちんと読めるようになります。

そうすると

1文が読める
  ↓
長文が読める
  ↓
問題が解ける
  ↓
スコアが上がる!

という好循環です。

長文といっても1文が集まったものです。

なので、まずは1文1文をちゃんと読めるようにしましょうね!ってことです。

ちなみに、自分はこの精読を学んでからスコアが爆上がりしました。

 

精読が学べる参考書については【厳選】TOEICの精読にピッタリな参考書3選!【みんな使ってます】の記事にまとめました。

この中から選んでいただければ失敗しません。ぜひ参考にしてください。

 

また、精読のやり方などは【最重要】英語は精読で決まる!やり方を徹底解説!【知らなきゃ損】の記事にまとめてあります。

 

STEP③:公式問題集1冊を丁寧にやり込む

  • 単語も覚えた!
  • 精読もできるようになった!

という人は、公式問題集を解いてみましょう。

このとき、一気に解く必要はないです。

むしろ1文書ごとにやるのがおすすめ。

その方が負担も少ないですし、復習するのも楽ちんです。

また、公式問題集1冊分のpart7を5周以上

  • 精読
  • 通読(長文を頭から通して読む)

することでリーディング300は超えられます。

 

公式問題集のやり込み方についてはTOEIC公式問題集をやり込めばスコアは上がる【やり方を徹底解説!】の記事を参考にしてください。

 

スコアの上がる復習方法についてはTOEICのpart7はこう復習すべし!【4STEPで徹底解説!】の記事にまとめました。

 

TOEICのリーディングで300点を狙う際の注意点4つ

TOEICのリーディングで300点を狙う際の注意点4つ

最後に注意点が4つあります。

  1. 基礎は完璧にしておく
  2. 制限時間は気にしなくてOK
  3. 全部まとめて解く必要はない
  4. 問題を解くよりも丁寧な復習を心がける

順に見ていきます。

 

①:基礎は完璧にしておく

必ず基礎は完璧にしておきましょう。

基礎がないと、「文法特急」も「公式問題集」も全く解けずイライラすると思います。

ここで言う基礎とは、part5に挑めるだけの力があるかどうか。

具体的には以下のことができればOKです。

  • 中学範囲の単語
  • 中学範囲の文法

 

単語については以下のリンクから「TOEIC 基本単語200」のページに行き、チェックしてみてください。

200語のうち半分以上、意味が分かれば大丈夫です。

朝日新聞出版 最新刊行物:書籍:TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ (asahi.com)

 

もし半分以上分からなければ、「金フレ」の1つ下のレベルである「銀フレ」から始めるのをオススメします。

 

文法については、以下に不安がないかチェックしてみてください。

  • 不定詞の3用法が説明できるか
  • 分詞の後置修飾が分かるか
  • 関係代名詞が理解できているか

この辺りができていれば基礎は大丈夫かと。

もし不安があれば次の参考書でサクッと理解してしまうのがおすすめです。

 

  • 中学英語を
  • 全ページカラー&イラストつきで
  • これでもかってぐらい分かりやすく

解説されています。

 

②:制限時間は気にしなくてOK

制限時間は全く気にしなくてもOK。

よく解答時間として

  • part5に10分
  • part6に10分
  • part7に55分

などと言われたりしますが、全く気にする必要なしです。

なぜなら、この解答時間ってかなり厳しいんですよ。

少なくともリーディングで420以上はないと無理だと思います。

自分はR430点ですが、part7を55分で終えられたことなんてないです。

つまり、リーディングで300点が目標ならば塗り絵して当たりまえってことです。

むしろ大事なのはpart5,6の完成度。

 

速く解いて間違えるぐらいなら、ゆっくりでいいので確実に解いた方がスコアは伸びますよ。

 

③:全部まとめて解く必要はない

part5,6,7とまとめて一気に解く必要はないです。

まとめて解くと復習がかなり大変です。

それよりも数問ごとに切って解いた方が楽ちんですよ。

 

④:問題を解くよりも丁寧な復習を心がける

スコアが1番伸びるのは、問題を解くときではなく復習するときです。

丁寧にくり返し解いた問題が多ければ多いほど、力がついていきます。

なので

  • 金フレも
  • 文法特急も
  • 公式問題集も

くり返しくり返し何度も解きましょう。

目安としては

  • 金フレ……10周以上
  • 文法特急……10周以上
  • 公式問題集(シングルパッセージのみ)……5周以上

これぐらいやり込んでみるといいかと。

ここまでやるとリーディングはかなり伸びます。

 

TOEICのリーディングで絶対に300点を取る勉強法:まとめ

TOEICのリーディングで絶対に300点を取る勉強法:まとめ

まとめると、全体的な戦略としては

  1. 必要な勉強時間は約200時間
  2. 40問塗り絵しても大丈夫
  3. part5,6で8~9割/part7は15問解ければ十分

part5,6の対策としては

  1. 金フレを覚える
  2. 文法特急1をやり込む
  3. 公式問題集で総仕上げ

part7の対策としては

  1. 金フレを覚える
  2. 精読をできるようにする
  3. 公式問題集1冊を丁寧にやり込む

このように勉強していけば、必ずリーディングで300点は取れます。

そしてリーディングで300点が取れると、TOEIC600点は余裕で超えます。

ぜひがんばってくださいね!

 

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