TPEICでリーディングを勉強してるけど
- リスニングと比べて難しすぎる
- 特にpart7が全然できない
- 何かコツとかないのかな
こんな風に思ったりしますよね。
リスニングはできるけど、リーディングは苦手って人多いと思います。
でもTOEICで700点、800点と狙うならリーディングでも取らなければなりません。
そこでこの記事では、これまでリーディングを30セット近く解いてきた自分が
- リーディング全partのコツ
を徹底解説します。
スコアアップするためのヒントを惜しむことなく書いたので、ぜひ最後までご覧ください!
初心者の人もぜひ得点源に!part5,6のコツ3つ

まずはpart5,6です。
ここは初心者の人もぜひ得点源にしておきたいところ。
コツは次の3つです。
- 選択肢を見て問題パターンを把握する
- 基本的に問題は全部読む
- 時間管理をまちがえない
1つずつ見ていきます。
ちなみにpart5,6の勉強法についてはTOEIC part5,6の勉強法を徹底解説!【苦手な人でも大丈夫】の記事にまとめました。
⓵:選択肢を見て問題パターンを把握する
まず最初に選択肢を見て、問題パターンを把握すると解きやすいです。
part5,6は出題パターンがある程度決まっているので。
例えば
- 品詞問題
- 語法問題
- 時制問題
- 文脈問題
- 前置詞VS接続詞
このあたりは本当によく聞かれます。
そこで、初めに選択肢を見てどのタイプの問題なのか判断できると、それだけで解きやすくなります。
②:基本的に問題は全部読む
part5も6も基本的には全文読んだ方がいいです。
答えの前後だけ読んで解くこともできますが、そうすると
- 前後だけで分からなかった場合、結局全部読むことになる
- 緊張感のある本番では「本当にこれでいいのか」と不安になる
- 引っかけ問題に引っかかりやすい(経験あり)
このような罠に陥りやすいです。。
もちろん、明らかにこれって分かるものは前後だけで解いてもいいと思います。実際自分もそうすることもあります。
でも基本的には、全文読んで解くのを徹底した方がスコアは安定するはずです。
時間もそれで間に合うように、日ごろから練習しておくのがいいかと。
③:時間管理をまちがえない
part5,6では時間管理に気をつける必要があります。
とは言っても、実は全員が全員スピーディーに解く必要はないんです。
目指してるスコアによって時間配分は変わってきます。
具体的には以下の通り。
- 600点が目標…時間配分は気にしなくてもOK
- 700点が目標…各15分以内
- 800点が目標…各10分以内
600点が目標:時間配分は気にしなくてもOK
600点が目標の人は、part5,6で稼がなくてはいけません。
なので、それぞれ15分以上かかってもいいので、正確に解くことが大事です。
「そんなに時間かけても大丈夫なの!?」と思うかもですが、600点なら40問塗り絵しても取れますので大丈夫です。
詳しくはTOEIC600点の壁をぶち破る3つの戦略と勉強法【初心者向け】の記事を参考にしてください。
700点が目標:各15分以内
ここから時間管理が必要になってきます。
700点が目標であれば、各15分以内を目標にしましょう。
それ以上かかるとpart7に影響が出てきます。
ちなみに700点の場合、塗り絵していいのは30問までです。
この辺りについてもっと詳しく知りたい人はTOEIC600点から700点に確実に上げる2つの戦略と勉強法の記事を参考にしてください。
800点が目標:各10分以内
800点が目標であれば、各10分以内です。
800点を取るには、塗り絵の数を10問ちょっとに抑える必要があります。
そのためには、なんとしてでもそれぞれ10分以内に終わらせることが必須です。
800点を取るための戦略や勉強法についてはTOEIC700点から800点に確実に上げる戦略と5つの勉強法の記事にまとめてあります。
part7はこうやって解こう!解くときのコツ7つ

次は、part7を解くときのコツをご紹介します。
気になったものがあれば、ぜひ取り入れてみてくださいね。
- 答えの根拠は本文の流れ通り
- 本文は基本的には全部読むべき
- 不正解の選択肢はそもそも本文に書いてない
- 設問パターンは覚えてしまうと楽
- 固有名詞には要注意
- 実は答えの根拠になりやすいキーワードが存在する
- 解きやすい文書と解きにくい文書を見極める
1つずつ解説します。
ちなみにpart7の勉強法についてはTOEIC part7の勉強法を4STEPで解説!【長文が読める!】の記事で解説しています。
⓵:答えの根拠は本文の流れ通り
答えの根拠は基本的に本文の流れ通りです。
「このメールの目的はなんですか」
みたいな問題だと、1番最初の設問なのに答えは真ん中とかたまにあったりします。
でも基本的には、1番最初の設問は最初の方に答えが書いてあるし、最後の設問は最後の方に答えがあります。
これを覚えておくだけで答えの場所が探しやすくなりますよ。
②:本文は基本的には全部読むべき
「本文は全部読まないとダメですか?」
「部分的に読んで解いてもいいですか?」
これはよく聞かれるんですが、全部読むべきだと思います。
理由は2つありまして
- 全部読まないと話の内容が分からなくなる
- 全部読まないと答えの根拠を見逃しやすい
部分的に読んだせいで内容がつかめず、何回も読み直すと結局時間がかかりますからね。
時間はかかっても、結局は全部読んだ方が確実だと思います。
③:不正解の選択肢はそもそも本文に書いてない
不正解の選択肢ってそもそも本文に書いてないことがほとんどです。
「設問に対する答えとして違う」のではなく「本文に書いてないから不正解」というパターンが多いです。
なのでいくら本文を探しても見つからないわけです。
選択肢の内容が本文になかったらそれは✖だと思って、次にいきましょう。
④:設問パターンは覚えてしまうと楽
part7には、よく出る設問パターンというのがあります。
これらを覚えてしまえば、いちいち訳す必要もないので時間の節約になります。
例えば次の通り。
- What is the purpose of the event?
- What is indicated about the event?
- Why did the man write to the woman?
- Who most likely is ~?
- What is the man asked to do?
この辺りはほんとによく出ます。
ぜひ覚えちゃってください。
⑤:固有名詞には要注意
文中に固有名詞が出てきたら要注意です。
part7の固有名詞は、問題を解くうえで重要なことが多いです。
例えば
- 人の名前
- 会社の名前
- 何かの制度や商品の名前
これらが何かを把握しながら読むと、内容がつかみやすいです。
⑥:実は答えの根拠になりやすいキーワードが存在する
これは本当に役立つので、どこかにメモしておくことをおすすめします。
part7だけで30セット近く解いてきて分かったことです。
part7の本文中に、以下のキーワードが出たら答えに絡むことが多いので要チェック!
- 人物の経歴、過去
⇒昔病院で働いてたとか - 時間関係(this year, last year, currently, tomorrow)
⇒何かが変わることを暗示 - 何かが始まる、終わる
⇒工事がいつ始まるとか終わるとか - 2つ以上の商品が広告で出てきた場合、それらの同じ特徴違う特徴
⇒保証期間、耐久性など - 何かに対する例外
⇒子どもは割引とか。※マークは特に要チェック! - リピーターの特典
⇒10%割引とか - 途中で出てきた新しい人物
⇒わざわざ途中で出てくるということは意味があるはず - 割引を受けられる条件
⇒以前利用したことがあるとか - the same, new
⇒何と同じか、何が新しいかをチェックしておく
このあたりは非常に問題に絡みます。
30セット近く解いてきて、本当によく見ました。
これらを覚えておけば「ここが設問と関係あるかも!」という心構えができますよ。
⑦:解きやすい文書と解きにくい文書を見極める
part7の中には解きやすい文書と解きにくい文書があります。
もちろん、人によって感じ方は違いますが、一般的に難しいと言われているパターンはほとんどの人にとって難しいものだと思います。
簡単にまとめると以下のようになります。
解きやすい文書
- 広告
- メール
- チャット
- 社内メモ
解きにくい文書
- 記事問題
状況がはっきりしてるものは読みやすいです。
逆に記事問題のように、内容が硬くて難しいものは解きにくい傾向にあります。
記事問題については、800点を超えるまでは捨ててしまってもいいと個人的には思いますね。
時間がかかるし、正答するのも大変です。他の問題で取れれば問題ありません。
TOEICのリーディング全パートのコツ:まとめ

最後にまとめです。
part5,6のコツは
- 選択肢を見て問題パターンを把握する
- 基本的に問題は全部読む
- 時間管理をまちがえない
part7のコツは
- 答えの根拠は本文の流れ通り
- 本文は基本的には全部読むべき
- 不正解の選択肢はそもそも本文に書いてない
- 設問パターンは覚えてしまうと楽
- 固有名詞には要注意
- 実は答えの根拠になりやすいキーワードが存在する
- 解きやすい文書と解きにくい文書を見極める
でした。
自分はこのようなことに気をつけて800点を超えました。
ぜひ取り入れてみてくださいね!
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