こんにちは。おこたです。
この記事では、TOEICの勉強を始めたいけど
- 何を買えばいいのか分からない
- とりあえず必要なものを知りたい
- 参考書選びに失敗したくない
という人のために、「まずはこれだけは!」
という最低限の3冊を紹介します。
右も左も分からない人は、とりあえずこれだけ買っておけば間違いないです。
TOEICを初めて受ける人が最初にするべきことについては以下の記事にまとめました。

TOEICを初めて受ける人向け:おすすめ参考書3選!【まずはこの3冊だけでOK】
以下の3つです。
- TOEIC公式問題集
- 出る単特急「金のフレーズ」
- 1駅1題文法特急
1つずつ見ていきます。
これがないと始まりません:①TOEIC公式問題集
公式問題集はTOEICを運営している機関が作っている、その名の通り公式の問題集です。
「別に過去問でよくね?」
と思われるかもしれませんが
実は大学受験や英検とちがい、TOEICには過去問がないんです。
なので、基本的にはこの公式問題集を使って対策することになります。(この公式問題集が実質、過去問みたいなものです)
公式問題集のメリットは以下の通り。
- 公式なので安心感が段違い
- リスニングが本番と同じナレーター
- 問題に変なクセがない
TOEICで高スコアを取りたいと思ったとき、公式問題集を使わないという選択肢はまずありえません。
どんな問題が出てどれぐらいのレベルなのか、肌で感じるためにも是非1冊はもっておきましょう。
ちなみに公式問題集を買うときは、最新のものから買うのが鉄板です。
なぜなら、最新の傾向を反映しているから。
2021年現在の最新版は8になります(紫の表紙)。
TOEIC受験必須の単語帳:②出る単特急「金のフレーズ」
通称「金フレ」。収録語数は1000語。派生語なども合わせると倍以上あります。
TOEICで1番人気の単語帳です。
コンセプトは
「TOEICに出る単語だけを、フレーズで効率的に覚えられる」
TOEICを徹底的に研究して作られており、TOEICに出る単語しか載ってません。
よくここまで頻出単語を1冊にまとめられたな、と感心してしまいます。
人気の理由は以下の通り。
- TOEICに出る単語を厳選して収録
- 目標スコア毎に覚えられる
- 派生語も豊富
- 短いフレーズで覚えられる
- コンパクトなので、鞄に入れてもかさばらない
TOEIC頻出の単語がギュッと詰まった1冊です。
よく聞かれる質問に
「シス単やDUOなど、大学受験で使った単語帳でもいいですか」
というのがあります。
結論としては、おすすめしません。
TOEICにはTOEICでよく出る単語というのがあります。
それらは、大学受験の単語帳では身につきません。
TOEICで高スコアを目指すならTOEIC専用の単語帳で覚えるようにしてください。
TOIECの文法パターンが凝縮された1冊:③1駅1題文法特急
文法特急はpart5(文法問題)のための参考書です。
実は、TOEICに出てくる文法問題というのはある程度パターンが決まっています。
この参考書では、そのよく出るパターンを集中的に練習することができます。
文法特急のメリットは以下の通り。
- 1冊やり込めばpart5を得点源にできる
- 解説が非常に分かりやすく、自分にも解けそうと思わせてくれる
- コンパクトなので、鞄に入れてもかさばらない
不正解の選択肢までしっかり言及されているので、モヤモヤが残りません。
文法特急→公式問題集とつなげば、part5で8割以上は安定して取れるかと。
TOEICを初めて受ける人へ:上記の参考書をやる前の注意点
上で紹介した参考書はどれも必須なのですが、いくつか注意点があります。
次の2点です。
- 基本的な単語は大丈夫か
- 中学内容の文法が身についているか
①:基本的な単語は大丈夫か
さっき「TOEICの単語帳には金フレがおすすめだよ!」
という話をしましたが、これは基本的な単語は知っている前提の話です。
もし基本単語に不安があるのなら、先にそっちを固めるべきです。
例えばこちら
- work
- begin
- company
これらは中学レベルの単語なので金フレには載ってないんです。
なので、「うーん、ちょっと不安かも。。」
という人は先に「銀のフレーズ」を仕上げるのがいいかと。
こちらは「金のフレーズ」の1つ下のレベルになります。
中学レベルの単語から学べるので、「金のフレーズ」と合わせれば単語に関しては万全ですね。
②:中学内容の文法が身についているか
中学内容の文法は超超超重要です。
これなしに英文は読めません。単語と同じくらい大事です。
例えば
- 不定詞
- 動名詞
- 分詞
- 関係代名詞
などなど。
これらを見てもいまいちピンとこない人は、必ず先に中学文法を押さえましょう。
そうしないと、もちろん問題も解けませんし、解説を読んでも理解できないはず。
下の教材が初学者にも分かりやすくて使いやすいです。
中学文法を知らずにTOEICの勉強するのは無謀過ぎます。
しかし一旦ちゃんと理解できれば、その後の学習が驚くほどスムーズにいきます。
高校の文法に関しては、part5を解きながら復習すればOKです。
TOEICを初めて受ける人向け:おすすめ参考書3選! まとめ
まとめると、最初に揃えるべき参考書は
- 公式問題集
- 金のフレーズ
- 文法特急
の3つです。
①:公式問題集
過去問がないTOEICにおいて、公式問題集は
- どんな問題がでるのか
- 難易度はどれぐらいか
- 今の実力でどれぐらい解けるのか
を把握するためにも必須です。
1~8まで発売されていますが、勿論いきなりすべて買う必要はありません。
まずは最新の8だけで十分です。
②:金のフレーズ
最強の単語帳です。TOEICに出るものしか載ってません。
まずはこれをやり込みましょう。
③:文法特急
1冊やり込めば、part5(文法問題)を得点源にできます。
TOEICの参考書は星の数ほど発売されています。
しかし、これから本格的に勉強する場合、これらの参考書さえ揃えればOKです。
それだけでいいスタートが切れます。
以上、TOEIC初心者におすすめの参考書3選でした!