・やっておきたい英語長文500の使い方を知りたいな
・やっておきたい英語長文500の次にするべき参考書を知りたいな
この記事ではこういった疑問にお答えします。
本記事の内容
- やっておきたい英語長文500の基本情報や難易度
- やっておきたい英語長文500のメリット、デメリット
- やっておきたい英語長文500の効果的な使い方
- やっておきたい英語長文500の次にするべき参考書
この記事を読むことでやっておきたい英語長文500がどんな参考書なのかがすべて分かります。
また、20題ある長文をそれぞれ3段階にレベル分けしてみましたので、解くときの参考にしてください。
この記事は5分ほどで読み終わります。
やっておきたい英語長文500のレベルなどの基本情報

- ジャンル:長文問題集
- 使用時期:英語学習中期
- 内容レベル:MARCH・関関同立レベル
- 対象者:中堅私大(日東駒専・産近甲龍)レベルの長文が読める人
- 到達レベル:MARCHレベルの長文が読めるようになる
- 問題数:長文20題
やっておきたい英語長文500は河合塾が出している長文問題集です。
シリーズものになっており全部で
- やっておきたい300
- やっておきたい500
- やっておきたい700
- やっておきたい1000
と4種類あり、それぞれの数字は長文の語数を表しています。
また、数字が大きくなるにつれて難易度も上がっていきます。
つまりやっておきたい英語長文500であれば、500語程度の長文が20題入っていることになります。
やっておきたい英語長文500のレベル
MARCHレベルが中心です。
中にはそれより難しいものもあります。
英語はこの参考書が1つの山になっています。ここで壁にあたる受験生は多いです。
やっておきたい英語長文500の対象者
中堅私大レベルの長文が読める人が対象です。
具体的な参考書でいうと、やっておきたい300レベルがきちんと読めていれば挑めるはず。
やっておきたい英語長文500の長文20題を主観でレベル分け

長文が20題もありますが、レベル順に並んでいるわけではありません。
なので
- できるなら簡単なものから解いていきたい
- 解く前に難易度を確認しておきたい
- 解き終わった後にその長文の難易度を知りたい
という人もいるのではないでしょうか。
自分の主観になりますが、20題の長文をレベル分けしてみました。
ぜひ解くときの参考にしてください。
※なお、ネタバレ防止のためタイトルは書かず、長文番号だけにしてあります。
難易度:易
1
難易度:並
3、4、5、7、8、9、10、11、12、14、15、16、17、18、19
難易度:難
2、6、13、20
難易度に対する感想
全体的には、やっておきたい英語長文300よりは全体的な難易度に差はないと感じます。
うまくバランスが取れているのではないでしょうか。
1番の長文はかなり簡単だと思います。
正直やっておきたい英語長文300と同じぐらいかそれ以下です。
逆に難しいのは2、13ですね。この2つはけっこう苦労します。
特に13なんかは最初、日本語でも言ってることがよくわかりませんでした。。
2番の長文はインパクトがすごいですね。
結構有名な話です。ぜひ読んでみてください。
やっておきたい英語長文500のレベルから見たメリット3つ

やっておきたい英語長文500の良いところは3つです。
- オーソドックスで使いやすい!
- 長文数が20題と多い!
- 解説に本文の要約がついている!
1つずつ解説しますね。
①:オーソドックスで使いやすい!
やっておきたい300同様、設問にクセがなく使いやすいです。
試験でよく聞かれる形式が1通り網羅されています。
具体的には
- 下線部和訳
- 内容一致問題
- 並べ替え問題
- 空欄補充
などです。
これらはどれも定番の問題なので1通り練習しておくといいでしょう。
②:長文数が20題と多い!
長文が20題も入っているのでたっぷりと演習できます。
このレベルの長文問題集にしてはかなり多いほうだと思います。
しかも長文のテーマも多岐にわたるので、様々な背景知識を身につけることが可能です。
この本の20題を完璧にしておけば入試で似た内容の長文に当たる可能性が高くなりますよ。
③:解説に本文の要約がついている!
解説に本文の要約がついています。
これはやっておきたい300にはないので
2次で要約問題が出る人にとっては重宝するのではないでしょうか。
やっておきたい英語長文500のレベルから見たデメリット2つ

やっておきたい英語長文500の気になるところは2つです。
- 本文構造の解説はほぼない
- CDがついていない
順に見ていきます。
①:本文構造の解説はほぼない
SVOCは解説に振られておらず、本文についての解説はほぼないです。
なので、解答の日本語訳を見て文の構造がつかめなければ、扱うのが難しい参考書かもしれません。
しかし、やっておきたい300や英文解釈がきちんとできていれば、難しすぎることはありません。
自分もなんとか全部やりきってものにすることができました。
②:CDがついていない
CDがなく、音声もダウンロードできないので音読が少しやりにくいです。
しかし、長文数が多いので演習用の問題集と割り切ってしまえば問題ないです。
やっておきたい英語長文500のレベルから考えた効果的な使い方

やっておきたい英語長文500の使い方は次の通りです。
- まずは自力で解いてみる
- 解説を読んで答え合わせ
- 1文1文、本文の訳を確認する
- 分からなかった単語はすべて覚える
- 不安なところがなくなったら何度も本文を読んで復習
順番に解説します。
①:まずは自力で解いてみる
まずは1回自力で解いてみましょう。辞書などもなしです。
時間に関しては1題1題に目安の時間が書いてありますが、あまり気にしなくていいです。
それよりも、今の実力で最後までしっかり解いてみてください。
そうすることで、今の自分に足りないものが見えてきます。
また、解くときは問題をコピーして使うのがおすすめ。
なぜなら、直接書き込むと復習がしにくくなるからですね。
②:解説を読んで答え合わせ
解き終わったら解説を読んで答え合わせをしましょう。
このとき大事なのは次の3つ。
- 答えの丸暗記にならないように注意
- 合ってた問題もしっかり解説を読む
- 合ってた問題も解答の根拠が合っていたかどうかが大事
②や③については、まぐれ当たりもあるからですね。
その場合、本当に理解して解けたわけではないので、次同じタイプの問題が出たときに解けません。
なので、必ず全問解説をしっかり読むようにしましょう。
③:1文1文、本文の訳を確認する
答え合わせが終わったら次は、本文を1文1文精読しましょう。
精読というのは1文の構造を確認しながら訳すことです。
大変ですがここが一番大事で力がつくところです。
もし全文するのがきつい場合は
- 読んでて分からなかったところ
- 本当に自分の考えた訳で合ってるか不安なところ
だけでも絶対しておいた方がいいですよ。
この場合は、問題を解く段階で分からない単語や1文に印をつけておくと復習がしやすいと思います。
④:分からなかった単語はすべて覚える
解いてて分からなかった単語や表現についてはせっかくなので全部覚えましょう。
ただし、地名などの固有名詞は覚えなくても大丈夫です。
⑤:不安なところがなくなったら何度も本文を読んで復習最後に、一番大事なのが復習をすることです。
1文1文の構造を確認したら次は何度も何度も本文を読んで復習しましょう。
またこの復習は、解いた直後・3日後・1週間後と定期的に行った方がいいです。
でも中には
- 内容も訳も覚えてるから意味ないよ。
- 1回解いたもの復習するのはつまらない。
と言う人がいると思いますが、絶対に復習するべきです。
なぜなら、時間がたてば頑張って覚えたことも忘れてしまうからですね。
この参考書でやった内容を入試できちんと使いこなすには、定期的に復習しないと忘れてしまうはずです。
やっておきたい英語長文500の次にやるべき参考書

やっておきたい英語長文500が終わったら次にするべき参考書
- 英語長文ポラリス2
- ポレポレ英文読解プロセス50
のどちらかに進むのがおすすめ。
MARCHや地方国公立志望の人で、もっと長文を解きたい人は英語長文ポラリス2に進みましょう。
難易度としては、やっておきたい英語長文500と同じかそれよりも全体的に少し難しいかなって感じです。
解説にSVOCが振られていたり、テーマが面白いものが多いので進めやすいと思います。
この参考書の詳しいレビューは英語長文ポラリスの各レベルや5つの効果的な使い方を徹底解説!の記事を参考にしてください。
難関国公立や早慶志望の人はポレポレ英文読解プロセス50に進みましょう。
こちらは英文解釈の参考書です。
ポレポレをやっておくことで、上記の大学の長文が読みやすくなります。
ぜひ過去問に入るまでに仕上げておくことをおすすめします。
この参考書の詳しいレビューはポレポレの成績の上がる5つの使い方やレベル、特徴を徹底解説!の記事を参考にしてください。
やっておきたい英語長文500のレベルや使い方:まとめ
やっておきたい英語長文500はこんな人におすすめ
- MARCHレベルの長文を解きたい人
- たっぷり問題を解きたい人
- 要約の練習もしたい人
やっておきたい英語長文500がMARCHレベルの登竜門って感じです。
ここを丁寧に仕上げることで、MARCHレベルを突破することができますよ。
ぜひこの20題をやり込んでみてください。