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TOEICの先読みは覚えられなくても大丈夫!【3つのコツを徹底解説】

TOEICのリスニングでは「先読み」が効果的って聞いたけど

  • 先読みってなんだろう
  • 先読みのメリットって何?
  • 具体的なやり方を知りたい
  • 先読みしてるけど内容を覚えてられません

こんな感じで悩んでいませんか?

自分も先読みに関してはかなり悩みました。

特に

「こんなに内容を覚えてらんねえよ!」

「問題始まったら先読みした内容全部忘れた!」

「というか全然先読みが間に合わないし!」

って感じでした。

こんな自分でも試行錯誤を重ね、今ではもう先読みで困ることはなくなりました。

そこでこの記事では

  • 先読みとは何か
  • 先読みのメリット
  • 先読みをするタイミング
  • 先読みのやり方2パターン
  • 先読みの内容を覚えられないときの打開策4つ

について解説します。

この記事を読みことで、先読みのやり方やコツが分かります。

そして、もう先読みで悩むことがなくなりますよ。

 

先読みって何?先読みするメリットは??

先読みって何?先読みするメリットは??

先読みとはpart3,4において

音声が流れる前にあらかじめ「3つの設問や選択肢を見ておくこと」を言います。

例えば次のセットの場合。

35.Which department is the man most likely calling ?

・選択肢①
・選択肢② 
・選択肢③
・選択肢④

36. Why does the man apologize ?

・選択肢⑤
・選択肢⑥
・選択肢⑦
・選択肢⑧

37. What does the woman say she will do ?

・選択肢⑨
・選択肢⑩
・選択肢⑪
・選択肢⑫

1つ前の「設問34」の読み上げが終わるまでに

35~37の設問や選択肢に目を通しておくのが先読みです。

そして、「次のセットの先読み」を成功させるためには

設問35が読み終わるまでに、次の38~40の先読みを終える必要があります。

この先読みによるメリットは3つです。

  1. どこを聞き取ればいいかがはっきりする
  2. 予めどんな話なのかが分かる
  3. 問題を解くのに時間がかからなくなる

1つずつ解説します。

 

①:どこを聞き取ればいいかがはっきりする

先読みをすることで「どこを聞き取ればいいか」がはっきりします。

例えば先ほどの問題。

35.Which department is the man most likely calling ?

36. Why does the man apologize ?

37. What does the woman say she will do ?

この場合、設問36と37についてはそれぞれ

「男性が謝ってる理由に注目すればいいんだな」

とか

「女性が次にする行動に着目すれば解けそうだな」

など、聞くべきポイントがよりはっきりします。

そうすると

・聞き逃しがなくなる
    ↓
・正解を選びやすくなる
    ↓
・リスニングのスコアが上がる

ということになります。

自分も先読みを身につけてからpart3,4が一気に安定しました。

 

②予めどんな話なのかが分かる

先読みをしておくことで、先に内容を把握することができます。

これだけでもかなり聞き取りやすくなるかと。

長文でもそうですが、先に内容が分かる安心感はすごいです。

 

③:問題を解くのに時間がかからなくなる

予め設問や選択肢を読んでるので、問題を解くのに時間がかかりません。

設問を読むのもそうですし、選択肢を選ぶのもラクです。

問題文を聞いてから、答えを選ぶまでの負担が軽くなります。

 

先読みのやり方は次の2パターンです

先読みのやり方は次の2パターンです

続いて先読みのやり方です。

やり方は次の2パターンあります。

  1. 設問だけ先読み
  2. 設問+選択肢を先読み

それぞれのメリット・デメリットを解説します。

 

①:設問だけ先読み

この場合のメリットは以下の通り。

  1. 先読みするのに時間がかからない
  2. まちがいの選択肢が目に入らない

「先読みは設問だけ派」の多くが、②の理由からです。

4つのうち3つは間違いの選択肢なので、誤った情報を入れたくないということですね。

逆にデメリットは以下の通り。

  1. 話の内容をイメージしにくい
  2. 選択肢を選ぶのに時間がかかる

②について少し補足します。

設問だけ先読みの場合、問題文の読み上げが終わってから初めて選択肢を読むことになります。

なので、問題文を聞き終わってから、正解を選ぶのに時間がかかります。

 

②:設問+選択肢を先読み

この場合のメリットは以下の通り。

  1. 話の内容をイメージしやすい
  2. 選択肢を選ぶのに時間がかからない

一番大きいのは②ですかね。

先読みの時点で選択肢に目は通してあるので、問題文を聞いてすぐ(なんなら聞きながら)正解を選べます。

続いてデメリットです。

  1. 先読みするのに時間がかかる
  2. まちがいの選択肢も読むことになる

単純に先読みする量が増えるので、負担も増えます。

また、間違った内容を見ることになるので、間違った印象がついてしまう恐れもあります。

自分は②のデメリットについては全く気になりませんでした。

なぜなら、正解以外の選択肢はそもそも話題にすら上がらないんですよね。

なので、選択肢にある単語(もしくはその言い換え)が聞こえてきたら、ほぼその選択肢が正解になります。

これはけっこう使えるテクニックなんですよ。

 

③:自分の場合は設問+選択肢の先読みがハマりました

自分は何か月もいろいろ試した結果

「設問+選択肢」で落ち着きました。

それまでの試行錯誤を書き表すと

・最初は設問+選択肢の先読み
   ↓
・先読みが全然間に合わない!
   ↓
・やっぱり設問だけにしよう!
   ↓
・設問だけの先読みじゃ、何の話をしてるかサッパリ分からない。やっぱ選択肢も先読みしよう
   ↓
・設問+選択肢の先読みのコツをつかむ
   ↓
・part3,4の点数が安定し出す

という流れでした。

自分なりのやり方に落ち着くまで、3ヶ月以上は毎日試行錯誤していましたね。。

自分がつかんだコツ(打開策)については後述します。

 

先読みをする2つのタイミング

先読みをする2つのタイミング

次に、いつ先読みをするかについてです。

タイミングとしては、大きく分けて2回あります。

  1. 試験開始直後(part1の前)
  2. part2,3,4の前

1つずつ解説します。

 

①:試験開始直後(part1の前)

試験が始まるとすぐに、リスニング全体についての説明が流れます。

時間としては1分30秒です。

この時間を使ってpart3,4の先読みをしましょう。このときするべきは図表問題です。

part3,4合わせて5問あります。

なので”Look at the graphic.” から始まる設問に絞って先読みすると、時間的にちょうどいい感じです。

 

②:part2,3,4の前

part2,3,4の前にも各partの説明が流れます。

時間としては各30秒ほどです。

この時間で先読みすべきは、part3,4の1セット目の問題です。

自分は余裕があれば、意図問題も先読みするようにしています。

 

先読みの内容を覚えてられない人へ:4つの打開策

先読みの内容を覚えてられない人へ:4つの打開策

先読みのよくある悩みとして「内容を覚えてられない」というのがあります。

そこで4つの打開策を紹介しようと思います。

ちなみに「先読みが間に合わない!」という悩みにも効果的です。

  1. 設問については要点だけ覚える
  2. 選択肢については覚えようとしない、あくまで目を通すだけ
  3. よく出る設問は覚えてしまう
  4. 単語を徹底的に覚える

1つずつ解説します。

 

①:設問については要点だけ覚える

設問は要点だけ覚えましょ。

つまり、この設問では「何を聞き取ればいいの?」という部分です。

例えば

35.Which department is the man most likely calling ?

36. Why does the man apologize ?

37. What does the woman say she will do ?

この場合

  • 電話の相手の部署
  • 男性が謝ってる理由
  • 女性の次の行動

ざっくり言うとこの3つです。

なので赤字の部分さえ覚えれば、先読み成功ですね。

 

②:選択肢については覚えようとしない、あくまで目を通すだけ

選択肢については、覚えようとする必要はありません。目を通すだけでOKです。

先読みする人
先読みする人
でもそれじゃあ先読みする意味なくない!?

大丈夫です。目を通すだけでも無意識に頭に残るもんです。

そして慣れてくると「あ~これなんか選択肢にあった気がする!」

と問題文を聞きながらでも気づけます。

そもそも日本語で書かれていたとしても、15文(5文×3問)なんて覚えてられませんからね。

また目を通すだけにすると、結果として「先読みが間に合わない!」という悩みもなくなります。

 

③:よく出る設問は覚えてしまう

part3,4に出る設問というのは、ある程度決まっています。

なので、よく出るパターンについては覚えてしまうのがいいかと。

そうすれば、「覚えられない」とか「間に合わない」といった悩みもなくなります。

いくつか挙げておきます。

  • What are speakers discussing ?
  • Why is the woman calling ?
  • Where does the conversation take place ?
  • Who most likely is the man ?
  • What is the man’s concern ?

1つ1つ覚えるというよりは、公式問題集を解く中で自然と覚えてしまうのが一番かなと思います。

 

④:単語を徹底的に覚える

単語の完成度を上げることは、リスニングの先読みにも重要です。

なぜなら、単語を完璧に覚えることで設問や選択肢の情景がイメージしやすくなるからです。

自分も金フレを1冊やり込んでから、明らかに先読みのテンポが安定するようになりました。

なので、金フレを1冊(860点レベルまででOK)やり込んでみてください。

それだけで全然ちがいますよ。

 

TOEICの先読みが覚えられないときのコツ:まとめ

TOEICの先読みが覚えられないときのコツ:まとめ

part3,4は先読みがカギになります。

自分なりの先読みパターンが確立できると一気にスコアが上がります。

自分も今では、先読みなしのpart3,4は考えられないです。

ぜひ自分に合った先読みを見つけてくださいね。

 

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