TOEICでpart7を解いたけど
- この後どうすればいいんだ?
- 効果的な復習方法を知りたい
- 何か注意すべきことってあるのかな
自分もよくこんな感じで悩んでいました。
part7は復習が命。復習をして初めてスコアが伸びていきます。
そこでこの記事では、R430の自分が
- part7の効果的な復習方法(4STEPで解説)
- 復習するときの注意点3つ
- 復習するときによくある質問・悩み
について解説します。
この記事を読めば、part7を解いた後何をすればいいかで迷うことがなくなりますよ。
TOEICのpart7の復習方法【4STEPで解説します!】

進め方としては次の4つです。
順番に進めていけばOK。
- 知らなかった単語や表現のチェック
- 1文1文を精読
- 全文を通読
- もう1度問題を解いてみる
1つずつ解説します。
STEP①:知らなかった単語や表現のチェック
解説を読んで、知らなかった単語や表現をチェックします。
3割以下ならマーカーを引いて覚えればいいですし、それ以上あるならノートにまとめてしまうのがおすすめ。
大事なのは、出てきた単語はその都度すべて覚えてしまうこと。
これにより語彙力が知らない単語がなくなっていきます。
STEP②:1文1文を精読
次に1文1文を精読します。ぶっちゃけこれが1番重要です。
1度解いたものを精読することで
- 1文1文を正確に読めるようになる
=part7が読めるようになる
=part7が解けるようになる
というメリットがあります。
精読して読めるようになった文章のストックが増えるほど、初見の長文も読めるようになります。
精読の手順について簡単に説明すると
- 1文1文の主語・動詞などをチェックする
- 1文1文の修飾関係を考える
- 訳を頭の中で考える(紙に書いてもOK)
やることはこんな感じ。
精読が学べる参考書については【厳選】TOEICの精読にピッタリな参考書3選!【みんな使ってます】の記事にまとめました。
この中から選んでいただければ失敗しません。ぜひ参考にしてください。
精読のやり方については【最重要】英語は精読で決まる!やり方を徹底解説!【知らなきゃ損】の記事を参考にしてください。
精読について1から解説しています。
自分がR100点台からR430点まで伸ばせたのは、間違いなく精読のおかげです。
精読を学んだおかげで一気にスコアが伸びました。
STEP③:全文を通読
次に全文を通読します。
- 通読とは1つの文書を頭から通して読むこと
これをすることで
- STEP①でチェックした単語・表現
- STEP②で精読した文章
を一気に習得することができます。
さらに、通読をくり返すことで読む速さもグングン上がっていきます。
自分は5回以上は通読するようにしていました。
これぐらいやると、part7の長文にもだいぶ慣れてきます。
通読するときの注意点としては次の3点。
- まずは精読した部分を意識しながら読む
- 次に意味を思い浮かべながら読む
- 最終的には何も書いてないもとの文章で通読する
③について少し補足します。
通読する文章としては
- 精読してSVOCを書き込んだものと
- 何も書かれていない元のキレイな文章
があります。
どちらを使って通読してもOKです。
ただし最終的には本番同様、何も書かれていない状態のもので通読できる必要があります。
その状態で前から順に文構造や意味が取れるようにすることが重要です。
STEP④:もう1度問題を解いてみる
5回以上通読したら、最後にもう1度問題を解いてみます。
精読・通読をしたことで、最初よりも理解が深まってるはず。
この状態でもう1度解くことで、自力で問題を解く感覚が身につきます。
TOEICのpart7を復習するときの注意点3つ

次に注意点が3つあります。
- 順番が命!必ず精読→通読の順で!
- 理解できるスピードで通読する
- 設問・選択肢も精読する
1つずつ見ていきます。
①:順番が命!必ず精読→通読の順で!
復習するときは順番が命。必ず精読→通読の順で行うようにしてください。
精読して理解が深まった長文を通読することに意味があります。
文構造が分かってないものをいくら通読しても効果は薄いです。
自分はこれに気づかず、かなりの時間をムダにしてしまったので気をつけてくださいね。
②:理解できるスピードで通読する
通読するときは理解できるスピードで読むことが重要。
「ゆっくり読まないと理解できない」ならそれでもOKです。
慣れてきたら、少しずつスピードを上げていけば問題ありません。
NGなのは無理な速さで読むこと。これは逆効果なので要注意です。
③:設問・選択肢も精読する
設問・選択肢も復習すること。
何故なら、どちらも大事な単語・表現が入ってることが多いから。
それに設問においては「よく出るパターン」というのが決まっています。
なので設問も復習することで
- 自然に頻出パターンを覚えられる
→設問を読むスピードが上がる
→part7を解くスピードが上がる
→Rのスコアが伸びる
という好循環です。
ぜひ設問も選択肢も精読しましょう。
TOEICのpart7を復習するときによくある質問・悩み

最後に、よくある悩み・質問にお答えします。
次の5つです。
- 何回も復習すると答えを覚えてしまいます。。
- 新しい問題に入るタイミングは??
- 合ってた問題も復習すべき??
- 音読ってした方がいいですか??
- 復習にめちゃくちゃ時間がかかります。。
1つずつ見ていきます。
①:何回も復習すると答えを覚えてしまいます。。
これはあるあるですね。自分もよく悩んでました。
自分はこの場合
- なぜその答えになるのかを毎回考える(答えを出すまでのプロセスを重視)
- 少し時間を空けて忘れた頃に解く
このようにしていました。
2つ目に関しては
- 1周目→2周目…1週間
- 2周目→3周目…1か月
- 3周目→4周目…2~3か月
ぐらいの間隔で解くようにしてました。
②:新しい問題に入るタイミングは??
これは今やってるものを完全に復習しきって、飽きてきた頃ですかね。
さすがに飽きてくると、面白くないですし新しいものを解いた方がいいと思います。
③:合ってた問題も復習すべき??
これは復習すべきですね。
なぜなら、合ってた問題からでも学べることは多いから。
しっかり復習することで、正解に至るまでの考え方を再確認することができます。
④:音読ってした方がいいですか??
できるならした方がいいけど、難しいなら黙読でもOKです。
自分は黙読のみでしたが、それでもスコアは上がりました。
もし音読する場合は
- 精読をして不安なところがない状態で
- 意味を思い浮かべながら
やる必要があります。
音読するとそっちに意識が行ってしまい、意味が分からなくなるならやめた方がいいかなと思います。
⑤:復習にめちゃくちゃ時間がかかります。。
大丈夫です。みんなそんなもんです。
特に最初の頃は、1つの長文を復習するのに1時間以上かかったりしてました。
しかし、復習した長文の数が増えれば増えるほど、かかる時間も少なくなっていきます。
なぜなら
- たくさんの長文を復習する
→多くの単語や文構造に出会える
→それらの知識を次の長文に活かせる
→分からない部分が減っていく
→復習にかかる時間が減る
という好循環になるから。
まずは「模試1~2セット分」の復習を目指してみるとかなり変わります。
それまでがつらいですが、そこを超えると一気に楽になります。
TOEICのpart7を効果的に復習する手順:まとめ

最後にまとめです。
part7を復習する手順としては
- 知らなかった単語や表現のチェック
- 1文1文を精読
- 全文を通読
- もう1度問題を解いてみる
でした。
これはpart5,6でも同じです。
復習ってつまらないと感じるかもですが、1番力が伸びるのは復習してるときです。
自分がスコアを伸ばせたのは間違いなく、復習のおかげだと断言できます。
ぜひ復習に力を入れてみてください!