英文法の参考書を探していると
- 「英文法レベル別問題集」と「ネクステ」どっちがいいんだろう
- それぞれの違いについて知りたいな
こんな疑問を持つ人もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、実際に両方やり込んだことがある自分が
- それぞれの違い
- それぞれのメリット・デメリット
- こういう人はこっちの方が向いてるよ
というのをできる限り分かりやすくまとめていきたいと思います。
どちらも有名な参考書なので、いったいどっちを選べばいいのか悩むと思います。
この記事を読むことで
「英文法レベル別問題集」と「ネクステ」
どっちがあなたに向いているかが分かります。
※ネクステに関してはvintageやアップグレードなどでも代用可能です。内容に大きな違いはありません。
4つの観点から英文法レベル別問題集とネクステのちがいを徹底解説!

まず初めに、それぞれの参考書のちがいを4つの観点から比較していこうと思います。
- 内容レベルや到達レベルのちがい
- 対象者のちがい
- 問題数のちがい
- 使用時期のちがい
それぞれ見ていきますね。
①:内容レベルや到達レベルのちがい
英文法レベル別問題集はレベル1~6まで全部で6冊あります。
1冊1冊レベルが違うので、一概に比較することはできませんが一応の目安としては
- 内容レベル:ネクステ1冊とレベル別問題集の2・3・4・5が同じレベル
- 到達レベル:上に同じ
という感じです。
②:対象者のちがい
ネクステが向いてる人
→私立志望 or 2次で文法問題が出る国公立大学志望の人
レベル別問題集が向いてる人
→共通テストしか英語を使わない人 or 国公立志望で2次に文法問題が出ない人
特に国立志望で科目数が多い場合、ネクステのような分厚いものは時間的にもきついかと思います。
もちろん
英語で差をつけたい!
もっと英語を得意にしたい!
という人はやっても大丈夫です。
しかし、1冊完璧にしようと思ったらかなり時間がかかるのでそこは注意してください。
③:問題数のちがい
- 英文法レベル別問題集は1冊あたり:200問~300問
- ネクステ:1400問前後
※ただしレベル別問題集は基本的に複数やることが前提です。
少なくともレベル3,4は必須です。
④:使用時期のちがい
どちらも英語学習の初期に行うものです。
単語と並行して進めるといいです。
徹底比較!英文法レベル別問題集>ネクステなところ

英文法レベル別問題集の方が優れているところは3つあります。
- 自分に必要な問題だけを解くことができる
- 解説がネクステよりも少しだけ詳しい
- 1冊1冊が薄いので1周するのが簡単
1つずつ解説します。
①:自分に必要な問題だけを解くことができる
英文法レベル別問題集はレベル別に分かれているので、自分に必要なレベルだけを選んで解くことができます。
ネクステの場合、簡単な問題から難しい問題まで全部1冊になっているので、必要な問題だけ解くのは難しいです。
②:解説がネクステよりも少しだけ詳しい
レベル別問題集はネクステよりも解説が少しだけ詳しいです。
なので、独学でも十分進めることが可能。
分からないところはエバーグリーンなどで調べながらやると疑問が残らないと思います。
③:1冊1冊が薄いので1周するのが簡単
レベル別問題集の一番大きな利点です。
ネクステと比べると厚さが5分の1ぐらいです。
これめちゃくちゃ大事なポイントです。
分厚いと見るだけで「うわあ~っ、これをやるのか~」てなりますよね。
でも、レベル別問題集は薄いので
「これなら自分にもできそう!」と思わせてくれますよ。
しかも、薄いおかげで
1周するのが簡単=復習しやすい=定着しやすい
といいことだらけです。
徹底比較!ネクステ>英文法レベル別問題集なところ

ネクステの方が優れているところは3つあります。
- 問題量が多いのでこの1冊でいろんな問題に対応できる
- 熟語や会話表現も入っている
- 1冊で完結するので何冊も買う必要がない
順に見ていきます。
①:問題量が多いのでこの1冊でいろんな問題に対応できる
ネクステの売りはやっぱりそのボリュームですね。
これ1冊完璧にするだけで文法問題でも長文でもあらゆる問題に対処できます。
レベル別問題集の場合、基本的に複数冊買わなければなりません。
しかし、ネクステの場合1冊で完結できるのは強いです。
②:熟語や会話表現も入っている
ネクステには文法問題だけでなく、熟語や会話表現も入っています。
レベル別問題集にはどちらも入っていないので、必ず熟語帳を買う必要が出てきます。
ただし、ネクステを買った場合にも熟語帳を別に買うことをおすすめしておきます。
理由としては
- ネクステの熟語:文法問題で出される熟語が中心
- 熟語帳の熟語:文法問題で出される熟語+長文で出てくる熟語が中心
だからです。
熟語を覚える目的の1つが長文を読めるようにすることの場合、熟語帳の熟語を覚えた方が使いやすいです。
③:1冊で完結するので何冊も買う必要がない
英文法レベル別問題集は基本的に複数冊買う必要があります。
その点、ネクステは1冊で簡単な問題~難しめの問題まで1冊ですべて網羅されているのは便利です。
お金もかかりませんし、持ち運びも1冊で済みます。
結論:英文法レベル別問題集とネクステどっちがおすすめ!?

英文法レベル別問題集がおすすめの人
- 国公立志望で独立した文法問題が出ない人
- 厚い参考書はいや!薄いものがいい!という人
- 自分に必要な問題だけやりたい!という人
- 少しでも解説が詳しい方がいい!という人
ネクステがおすすめの人
- 私立志望で独立した文法問題が出る人
- 1冊であらゆる問題に対応したい人
- 参考書の冊数を増やしたくない人
- 熟語や会話表現も一緒に覚えたい人
基本的には、独立した文法問題がでるかどうかで決めるといいと思います。
最後にそれぞれのレビュー記事を貼っておきますのでもっと詳しく知りたい人はこちらの記事を参考にしてください。
↓
英文法レベル別問題集の効果的な3つの使い方や特徴を徹底解説!
ネクステの成績の上がる3つの使い方を徹底解説!【ノートに書いた方がいい?】