大学受験向け参考書

おすすめ英語長文問題集5選!【迷ったらここから選べば後悔しません】

英語を勉強してる人の中には

「長文問題集ってどれを買えばいいんだろう?」

「たくさん種類があって何がどう違うのかも分からない」

こんなことで悩んでいる人も多いと思います。

そこでこの記事ではこれまで50冊以上参考書を使ってきた自分が、特に使いやすいなと思ったものを5種類紹介したいと思います。

この記事を読むことで、あなたにピッタリの1冊が見つかるはずです。

本記事の内容

  • おすすめの長文問題集を5種類ご紹介
  • それぞれの特徴やどんな人に向いているかを解説
  • 他の人の口コミや自分の体験談を紹介

 

おすすめの英語長文問題集①:大岩のいちばんはじめの英文法【英語長文編】

 

①:特徴・メリット・デメリット

1冊目は「大岩のいちばんはじめの英文法【英語長文編】」です。

この参考書は2部構成になっており

  • 第1章……文法(長文を読むのに役立つ単元を重点的に)
  • 第2章……短めの長文12題

で構成されています。

長文自体は高1レベル(英検準2級)が中心で長さも短めなので、初心者の人でも安心して解くことができます。

また、解説がめちゃくちゃ詳しく、1文1文ごとに文法のポイントが解説されています。

なので初心者の人でも独学で進めることができますよ。

この参考書のメリットは以下の通りです。

  • 長文が易しめで短いので、挫折しにくい
  • 短めの長文から順に並んでいる
  • 解説がとにかく詳しい
  • 大事な単語はリスト化されている
  • 前半で文法の復習もできる

この参考書のデメリットは以下の通りです。

  • SVOCは表示されているが色で表示されている(SVOCとは書かれてない)
  • 文法のページはあるけど、すべて網羅されているわけではない
  • CDはついていない

 

②:こんな人におすすめです

「大岩のいちばんはじめの英文法【英語長文編】」は次のような人におすすめです。

  • 長い長文を読むのはまだ不安な人
  • 短いものから順に読んでいきたい人
  • 易しめのレベルがいい人
  • 1冊目の英語長文を探してる人
  • 解説が詳しい問題集を探してる人

全体を通して英語初心者の人に配慮した作りになっているので

「いきなり長い長文を読むのはちょっと。。」と言う人におすすめできます。

 

③:口コミや自分の体験談

この参考書に関する口コミをいくつかご紹介します。

まずは良い口コミから。

解説が分かりやすすぎて一人でも進められる!

英語長文の入門書として◎

英語アレルギーの人でも苦痛じゃないくらい分かりやすいです!

続いて良くない口コミです。

内容はいいですが基礎の基礎って感じです。

CDがついてないのが微妙。

自分も1冊目の長文にこれを解きましたが本当に分かりやすかったです。

長文問題集の解説ってあまり詳しくなかったり、説明が硬かったりするんですけど、これは全ページカラー&イラストつきで読みやすかったです。

これを最初のころにやり込んだおかげで、英語に対する抵抗感がなくなりました。

 

おすすめの英語長文問題集②:英語長文ハイパートレーニング

 

①:特徴・メリット・デメリット

2冊目は「英語長文ハイパートレーニング」です。

この参考書はレベルが3つに分かれており、それぞれ

  1. 英語長文ハイパートレーニング レベル1 超基礎編(英検3級~準2級)
  2. 英語長文ハイパートレーニング レベル2 標準編(英検2級よりちょっと上)
  3. 英語長文ハイパートレーニング レベル3 難関編(英検準1級)

となっています。()の内容はあくまで個人的な目安です。

この参考書の最大の特長は「解説の詳しさ」です。

「徹底精読」と呼ばれるページがあり

SVOCはもちろんのこと、修飾関係が記されていたり、すべてのに文にちょっとした解説が書かれています。

なので、わざわざ誰かに聞かなくても、この解説があれば一人で解決できてしまいます。

独学している人にはピッタリかと。

また、全編を通して音読をするための工夫が散りばめられています。

次にこの参考書のメリットは以下の通りです。

  • 解説がめちゃくちゃ詳しい
  • CDがついている
  • 全体を通して音読がしやすい構成になっている

この参考書のデメリットは以下の通りです。

  • 長文の内容が少し硬い

 

②:こんな人におすすめです

「英語長文ハイパートレーニング」は次のような人におすすめできます。

  • 解説が詳しい参考書がいい人
  • CDを使って音読もがんばりたい人
  • 独学で英語をがんばってる人

とにかく全体を通して独学しやすい作りになっているので、周りに聞ける環境にいない人に向いています。

 

③:口コミや自分の体験談

この参考書に関する口コミをいくつかご紹介します。

まずは良い口コミから。

このシリーズより分かりやすい長文対策の参考書はないと思います!

どう訳しているのか、文構造がきちんと書いてあるので納得して終われます!

この本のやり方通り音読を続けたら、長文が読めるようになりました!

続いて良くない口コミです。

標準編と書いてあるが英検2級よりは難しめだと思う。

設問に知識問題が多い気がした。

このシリーズはとにかく「解説」と「音読に対するこだわり」がすばらしいです。

ぶっちゃけ問題を解かなくても、精読の練習と音読を鍛えるために買ってもいいぐらいです。

この参考書については英語長文ハイパートレーニングの各レベルや5つの効果的な使い方を徹底解説!の記事でも解説しています。

 

おすすめの英語長文問題集③:英語長文レベル別問題集

 

①:特徴・メリット・デメリット

3冊目は「英語長文レベル別問題集」です。

このシリーズは名前の通り、長文が1~6のレベルに分かれています。

なので、自分のレベルに合った長文を集中的に解くことが可能です。

以下はそれぞれのレベルの目安です。※公式ホームページから

  • レベル1……中学英語、英検3級
  • レベル2……公立高校~私立高校受験、英検準2級受験
  • レベル3……中堅私大受験、英検準2級合格
  • レベル4……中堅私大合格、2級合格
  • レベル5……有名私大、国公立大、英検準1級受験
  • レベル6……難関私大、難関国公立大、英検準1級合格

次にこの参考書のメリットは以下の通りです。

  • 細かくレベル分けされているので徐々にステップアップできる
  • 解説にはすべてSVOCや修飾関係が記されている
  • CDがついているので音読教材にもできる

逆にデメリットは以下の通りです。

  • SVOCや修飾関係は書いてあるけど、なぜそうなるのかの部分までは書いてない

 

②:こんな人におすすめです

「英語長文レベル別問題集」は次のような人におすすめです。

  • SVOCや修飾関係が書いてある問題集を探してる人
  • CDつきの問題集を探してる人
  • 自分のレベルに合った長文をたくさん解きたい人
  • 少しずつステップアップしたい人

全体的にシンプルにまとまっていて、人を選ばない長文問題集だと思います。

ただし、SVOCや修飾関係を見れば、どういう文法が使われているのかが分かるぐらいの「英文解釈力」は必要かもしれません。

 

③:口コミや自分の体験談

この参考書に関する口コミをいくつかご紹介します。

まずは良い口コミから。

このシリーズ大好きです!スモールステップで確実に上のレベルに行けます!

CDを使って何度も音読したら英文を読むスピードが上がりました!

レイアウトが見やすくてモチベーションが上がります!

続いて良くない口コミです。

実際の問題は表紙に書いてある難易度より簡単かなって感じです。

語句リストが多すぎて逆に知りたい単語が見つけにくかった。

レベルが細かく分けられているので、着実に実力がついていく感じがします。

また、解説の量は「ハイパートレーニング」には負けますが、レイアウトがシンプルで見やすいです。

スッキリした解説が好みの人はこちらの方が合うんじゃないでしょうか。

 

おすすめの英語長文問題集④:関正生の英語長文ポラリス

 

①:特徴・メリット・デメリット

4冊目は「英語長文ポラリス」です。

この参考書はスタディサプリで有名な関先生が出してる長文問題集になります。

最大の特徴は、長文のテーマに最新のものを採用しているという点。

例えば

  • 自動運転
  • 宇宙ゴミ問題
  • SNSと性格について
  • 歩きスマホによる事故
  • スマホに熱中する親の悪影響

などのテーマが学べます。

長文の内容が面白いものばかりなので、モチベーションにもなりますよ。

また、ポラリスシリーズはレベルが3つに分かれており

  • ポラリス1……標準レベル(中堅私立大レベル)
  • ポラリス2……応用レベル(MARCH、地方国公立レベル)
  • ポラリス3……発展レベル(早慶上智、難関国立レベル)

となっております。

次にこの参考書のメリットをお伝えします。

  • テーマが最新の長文を読むことができる
  • 解説にはすべてSVOCや修飾関係が記されている
  • 長文1題1題にこの長文を読む意義が書いてある
  • 設問に対する解説が詳しい
  • 音声を無料でダウンロードできる

逆にデメリットは以下の通りです。

  • タイトルが問題に書いてあるのでネタバレ状態
  • 音声のスピードが速すぎる

音声は本当に速いです。英検1級よりも速いです。

可能ならスピード変換するのがおすすめです。

 

②:こんな人におすすめです

「英語長文ポラリス」次のような人におすすめできます。

  • 最新のテーマの長文を解きたい人
  • 解説にSVOCがついてるものがいい人

 

③:口コミや自分の体験談

この参考書に関する口コミをいくつか紹介します。

まずは良い口コミから。

英文が最新のもので良い感じ。音声もあるので1冊をやり込めば相当力がつく。

音読用に英文再掲があるのが便利でした!

解説が丁寧で、不正解の選択肢の理由まで書いてあるのが助かりました!

続いて良くない口コミです。

たまに意訳になってて分からないところがあった。

音読用の英文再掲の字が小さくて読みにくい。

ポラリスは自分もお気に入りのシリーズの1つです。

解説も詳しいし、音読もしやすいし、何より長文の内容が面白い!

英語で身の回りのことから社会的なことまで広く学べます。

どんどん先に先に読みたくなるそんな長文問題集です。

また、設問は大学入試の問題そのままなので、リアルな難易度を体験することができますよ。

1つ注意点をあげると、全体的にレベルは高めなのでそこだけ注意してください。

この参考書については英語長文ハイパートレーニングの各レベルや5つの効果的な使い方を徹底解説!の記事でも解説しています。

 

おすすめの英語長文問題集⑤:やっておきたい英語長文

 

①:特徴・メリット・デメリット

5冊目は「やっておきたい英語長文」です。

河合塾が出している長文問題集で、以下の4種類があります。

  • やっておきたい英語長文300
  • やっておきたい英語長文500
  • やっておきたい英語長文700
  • やっておきたい英語長文1000

それぞれの数字は収録されている長文の長さを表しています。

例えば、やっておきたい英語長文300なら、300語程度の長文が中心に収録されています。

また、難易度も数字が大きくなるほど難しくなっていきます。

目安的には

  • 300(中堅私大レベル)
  • 500(MARCHレベル)
  • 700(早慶レベル)
  • 1000(早慶レベル)

と言われることが多いです。

やっておきたい英語長文のメリットは以下の通りです。

  • 収録長文数が他の問題集よりも多い
  • 設問のバランスがいい
  • 大事なテーマを1通り学べる

デメリットは以下の通りです。

  • 本文構造に関する解説はほぼない

 

②:こんな人におすすめです

「やっておきたい英語長文」は次のような人におすすめです。

  • とにかくたくさんの長文を読みたい人
  • スッキリした解説が好きな人

解説はあまり詳しくないので、文法や英文解釈がしっかりできていないと厳しいかもしれません。

 

③:口コミや自分の体験談

次に長文問題集に関する口コミをいくつか紹介します。

まずは良い口コミから。

非常に使いやすく英文の質もいいと感じました。

全体を通して英文のチョイスがよく、大事なテーマが網羅されています。

小さめの本なので持ち運びもしやすいです!

続いて良くない口コミです。

SVOCが振られていないので自分で振れる必要がある。

解説のページで、同じ見開きのページに次の長文のタイトルが入ってたりするのがストレス。

たしかに解説は詳しくないですが、「文法」と「英文解釈」がしっかりできていれば独学でも十分進めることは可能です。

解説は詳しくない分、すっきりしたレイアウトなので、逆に使いやすかったです。

また、長文数も他の問題集と比べると多いので、値段の割にコスパは良いと思います。

自分は300と500をかなりやり込みましたが、おかげでだいぶ力がつきました。

 

おすすめの英語長文問題集:まとめ

ここまで長文問題集を5種類紹介してきました。

どれも定番の問題集であり、ここから選べば基本的にハズレはありません。

あとは特徴がそれぞれ違うので、自分のスタイルに合わせて選んでもらうのがいいのかなと思います。

 

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