TOEIC800点を目指してリーディングを勉強してるけど
- 400点が全然取れない
- 何をどれぐらい解けば400超えるんだろう
- というか最後まで解ける気がしない
- 400点の取り方を教えてほしい
こんな風に思ったりすることがあるかもしれません。
そこでこの記事では、R430点を取った自分が
- R400を取る2つの戦略とpart毎の勉強法
- 自分が使った参考書と勉強量
- 誰もが引っかかる2つの注意点
について徹底解説します。
この記事を読むことで、リーディングで400点を取るまでの道筋がすべて分かります。
また、TOEIC800点を取るための戦略と勉強法についてはTOEIC700点から800点に確実に上げる戦略と5つの勉強法に記事にまとめました。
TOEICのリーディングで400点を取る2つの戦略

まずはR400を取るための全体的な戦略から。
ポイントは以下の2点。
- 各partでの目標点と時間配分を決めておく
- 10問ぐらいの塗り絵は問題なし
1つずつ解説します。
①:各partでの目標点と時間配分を決めておく
これめちゃくちゃ重要です。
- 何に
- どれだけ時間を使って
- どれだけ取るか
を決めておくだけで、やるべきことがはっきりします。
具体的には、次のような感じ。
- part5…10分、27/30
- part6…10分、14/16
- part7…50分、42/56
※時間が70分なのはマークする時間を考慮して。
これぐらい取れればR400は十分狙えます。
実際自分もこれを目標にしてたら、R430を取れました。
②:10問ぐらいの塗り絵は問題なし
「どうしても時間が間に合わない」
と悩みがちだと思いますが、大丈夫です。実は、10問ぐらい塗り絵しても余裕でR400は超えられます。
自分も8問塗り絵でしたが、R430は取れました。
なので、最初から「10問は捨ててOK」と思っておけば、気持ち的に楽になりますよ。
TOEICのリーディングで400点を取る勉強法①:part5,6

次にpart5,6についてです。
次の2つを意識してみてください。
- 常に9割で安定させる
- それぞれ10分以内に終わらせる
1つずつ見ていきます。
①:常に9割で安定させる
R400を取るなら、part5,6を得点源にするのが最重要。
具体的には、2つ合わせて9割(42/46)を取りましょう。
自分がやった参考書はこちら。
- 文法特急1,2
- でる1000
- 公式問題集2~7
これらをやり込んでから9割を切ることはほぼなくなりました。
量は多いですが、かなり力は付きましたね。
ちなみに文法特急2というのはこれです。
構成自体は1(青色)と同じです。いわゆる1の続編ですね。
part6が新形式に対応してないのが残念ですが、part5に関しては普通に使えます。
しかも1と違い、語注がついてるので、単語を調べる手間がかからないのが嬉しい所。
②:それぞれ10分以内に終わらせる
part5,6をそれぞれ10分以内に解くことも重要。
10問塗り絵するにしても、それでも時間はギリギリなんですよね。
なのでpart7にできるだけ時間を残そうと思ったら、ここで時間を節約する必要があるんです。
そのためには量をこなすのが1番。
part5のおすすめは「でる1000」。
これをやれば、part5を解くスピードがグングン上がります。
なにせその名の通り、1000問以上ありますからね。
part5が一気に得意になりますよ。
ただし、part6に関しては入ってないので別で補う必要があります。
おすすめは「精選模試1」。
リーディングが5セット入ってるので、part6をたくさん練習できます。
ちなみに精選模試は1~3までありますが、part6に関しては1が最も本番のレベルに合っています。
TOEICのリーディングで400点を取る勉強法②:part7

続いてpart7です。Rで400点取れるかはpart7がカギになります。
戦略としては次の3つ。
- 解いた問題の正答率は9割を目指す
- 16セット分の模試をやり込む
- 単語は金フレと黒フレで盤石に
1つずつ見ていきます。
①:解いた問題の正答率は9割を目指す
先ほどpart7の目標点は42/56と言いました。
これは10問塗り絵したケースを考慮しています。
なので実際に解いた問題については、9割ほど正解する必要があります。
part7で9割を安定させるのは大変ですが、やるべきことをやれば可能です。
以下で2つご紹介します。
②:16セット分の模試をやり込む
9割の正答率を出すには「質+量」が求められます。
まず量としては、16セット分の模試を解くことが重要です。
これぐらい解くとpart7の
- 文書のパターン
- 話の流れ
- 設問パターン
- パラフレーズ
- 答えの根拠になりやすい部分
- 理想の解答スピード
- 自分に合った問題の解き方
が見えてきます。
もちろん時間はかかりますが、確実に力はつきます。
自分の場合は
- 公式問題集2~7
- 精選模試1,2
で計20セットをそれぞれ3周以上しました。
その結果リーディングは100点台から430点まで伸びました。
※自分は要領が悪いのでこれぐらいしましたが、ふつうは16セット分やれば十分いけるはず。足りなければ20セットを目標にやるのがおすすめです。
また質としては、問題を解いた後の復習方法が最重要。
具体的な手順としては
- 出てきた単語はすべて覚える
- すべての文を精読する
- 精読した文書を前から何度も通読
part7の対策においてこの流れが最強です。
これをすべての文書でやり込めば、数か月後には別人になってると思います。
効果的な復習方法についてはTOEICのpart7はこう復習すべし!【4STEPで徹底解説!】の記事にまとめました。
③:単語は金フレと黒フレで盤石に
最後に単語です。
金フレは使ってると思いますが、そこにもう1冊足すと盤石になります。
自分は「黒のフレーズ」を利用しました。収録語は1000語です。
金フレと合わせてやり込んだら、part7から知らない単語が消えました。
長文を読むのがストレスフリーになります。
まあたしかにその通りなんですけどね。でも無視するのって意外にストレスなんですよ。
1つならいいですが、それが3つや4つとなるとジワジワと効いてきます。。
そんな人は、黒フレを使ってサクッと覚えてしまった方が本番楽だと思います。
TOEICのリーディングで400点を狙う際の2つの注意点

最後に注意点が2つあります。
次の2点です。
- 分からないものは分からない!考え込みすぎはNG!
- part6,7は飛ばし読み厳禁!全文読むのが鉄則!
1つずつ解説します。
①:分からないものは分からない!考え込みすぎはNG!
R400は時間との戦いでもあります。
なので、考え込みすぎはNGです。
いったん沼にはまると、どんどん時間だけが過ぎていきます。。
割り切って解くのって実際は難しいですが、できるだけ意識づけはした方がいいかと思います。
②:part6,7は飛ばし読み厳禁!全文読むのが鉄則!
part6,7に関しては全文読んだ方がいいです。
飛ばし読みをすると結局時間がかかります。
なぜなら
- 飛ばし読みをすることで流れが分からなくなる
→読解力が下がる
→かえって時間がかかる - 答えの場所が見つからないとき焦る
→「飛ばし読みした所にあったのかも」
→最初から読み直すはめになる
→さらに焦って時間がかかる
このような悪循環になるから。
結局は、全文読んでも間に合うような「スピードと正確性」を身につける方が楽だと思います。
TOEICのリーディングで400点を取る勉強法:まとめ

最後にまとめです。
リーディングで400点取るための全体的な戦略は以下の通りでした。
- 各partでの目標点と時間配分を決めておく
- 10問ぐらいの塗り絵は問題なし
part5,6の戦略については次の2つ。
- 常に9割で安定させる
- それぞれ10分以内に終わらせる
part7は次の3つ。
- 解いた問題の正答率は9割を目指す
- 12~16セット分の模試をやり込む
- 単語は金フレと黒フレで盤石に
リーディングで400点を取るのはかなり大変ですが、コツコツ努力すれば必ず取れます。
そしたらTOEIC800は余裕で超えてきます。
ぜひこの記事を参考に頑張ってみてくださいね!