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実はTOEIC公式問題集だけでも800点は取れます!【実体験つき】

TOEIC800点を目指して勉強してるけど

  • 公式問題集だけで取れるのかな
  • 公式問題集だけで800点取れる理由を知りたい
  • 800点取れる公式問題集の使い方を教えてほしい

このように悩んだりしませんか??

そこでこの記事では、TOEIC850の自分が

  • 公式問題集だけでも800点を取れる理由
  • 800点取れる公式問題集の具体的な使い方
  • 公式問題集だけでは不安な場合にするべきこと

について徹底解説します。

この記事を読むことで、公式問題集だけで800点を目指せるようになります。

 

※この記事の対象者はTOEIC500以上の方です。もし500点ない場合は、公式問題集をやり込むのはまだキツイと思います。

 

そういった方にはTOEIC600点の壁をぶち破る3つの戦略と勉強法【初心者向け】の記事がおすすめです。

 

公式問題集だけでも800点を取れる理由を解説します!

公式問題集だけでも800点を取れる理由を解説します!

主な理由は次の3つです。

  1. 公式問題集だけでも十分な量がある
  2. 本番の問題と同じプロセスで作られている
  3. リスニングのナレーターが本番と同じ

1つずつ解説します。

 

①:公式問題集だけでも十分な量がある

直接的な理由はこれです。

公式問題集だけでも全部揃えれば、test16回分もあります。

それだけあれば700点、800点と狙うことは十分可能です。

自分の場合リスニングは

  • 公式問題集5冊(10セット)やり込んで375点
  • 公式問題集6冊(12セット)やり込んで420点

リーディングは

  • 公式問題集5冊(10セット)やり込んで375点
  • 公式問題集5冊+精選模試2冊(20セット)やり込んで430点

に到達しました。

 

リーディングに関しては20セットしましたが、リスニングで稼げば16セット(公式問題集8冊分)でも800点に到達できると思います。

 

②:本番の問題と同じプロセスで作られている

自分はリーディングだけ精選模試を追加しましたが、基本的には公式問題集を中心に勉強していました。

 

その理由の1つが「問題の質」です。

公式問題集は、本番の問題を作っている「公式」が作成しているので、質がめちゃくちゃ高いんです。

 

特に、本番の問題と同じプロセスで作られてるのはデカいかと。

例えば、他の模試であれば

  • 公式問題集
  • 本番の問題

を参考に作っているはずですよね。

しかしあくまで参考にして作っているだけです。

 

そうなると、やはりどこかで問題作成者のクセなんかが入ってきます。そのクセが公式問題集や本番の問題との違和感になってくるんですよね。

 

特に、答えの根拠に至るまでのプロセスに違和感を感じると致命的です。

なので、優先すべきは公式問題集です。何より安心感が段違いですので。

ちなみに、自分が精選模試でリーディングだけ解いて、リスニングを解かなかった理由の1つがこれです。

精選模試のリスニングは、明らかに問題の質や聞かれ方が公式とは違うなと感じました。

解いててすごく違和感を感じたんです。「全然公式問題集と違うぞ」と。

なので買いはしましたが、2周だけして解くのをやめてしまいました。

一方で、リーディングの方は違和感なく使えました。

あえて言うなら、精選模試2のpart6が難しすぎるぐらいですかね。

あとは公式問題集と変わらず使えました。リーディングの方は買って良かったです。

 

③:リスニングのナレーターが本番と同じ

こちらもデカいです。

公式問題集のナレーターは、本番のナレーターと同じ人です。なので、いつも聞いてる声がそのまま本番の会場でも流れてきます。

 

実はこれってめちゃくちゃ大きいんですよ。

 

人によって声の高さや抑揚、クセなんかが全然違います。もし、普段聞いてる人と違う人だったら、それだけで違和感を感じてしまうはずです。

 

その点、公式問題集なら本番のナレーターと同じなので安心です。

 

公式問題集だけでも800点は目指せる!具体的な使い方を徹底解説します!

公式問題集だけでも800点は目指せる!具体的な使い方を徹底解説します!

公式問題集だけでも800点は目指せますが、その分使い方が重要です。

なんとなく解いて答え合わせをして、、というやり方では全く伸びません。

 

なので、自分が800点を超えるためにやってきた使い方を、そのまんま解説していきたいと思います。

  • 問題を解くとき
  • 解いた後のやり込み方

の2つに分けてお話します。

 

①:公式問題集の効果的な使い方:問題を解くとき

主な流れは次の通りです。

  1. 時間を計って1回目を解く
  2. 答え合わせをする前に自信がないところはもう1度考えてみる
  3. 答え合わせをしてしっかり復習する
  4. その後も定期的に復習する

①はぶっちゃけそんなに重要ではありません。

なぜなら1回解いただけでは、得られるものってほとんどないからです。

重要なのは解いた後です。つまり③④がスコアアップのカギになります。

ここをやり込むことで、解けなかった問題が解けるようになり点数も伸びていきます。

 

詳しくはTOEIC公式問題集をやり込めばスコアは上がる【やり方を徹底解説!】の記事でも解説しています。

 

②:公式問題集をやり込めばスコアは上がる!:問題を解いた後

スコアを上げるには問題を解いたあとが大事です。

ここで1つ1つの問題をやり込めるかどうかですべてが決まります。

リスニングとリーディングでやり方が違うので、2つに分けて解説していきます。

 

リスニング編

やり込み方としては以下の通り。

  • ディクテーション
  • オーバーラッピング
  • シャドーイング
  • 脳内ディクテーション

それぞれ簡単に説明すると次のようになります。

 

ディクテーション

  • 定義
    →聞こえてきた英文を紙に書きだしていくトレーニング
  • 得られる効果
    →苦手な発音や聞き取れてない部分がはっきりする

自分は特にpart1,2で役立ちました。

 

これらのパートで正解するには、細かく聞き取る必要があるので、ディクテーションと非常に相性がいいんです。

 

オーバーラッピング

  • 定義
    →音声にピッタリ合わせて一緒に発音していくトレーニング
  • 得られる効果
    →正確な発音を身につけられる
    →英語特有のリズムが身につく
    →英語のスピードに慣れることができる

オーバーラッピングをくり返し行うことで、英語の発音に慣れてきます。

正しい発音を認識できるようになれば、すごく聞き取りやすくなります。

 

シャドーイング

  • 定義
    →スクリプトを見ずに音声に少し遅れて発音していくトレーニング
  • 得られる効果
    →英語を正確に聞き取る力がつく
    →音声のスピードについていけるようになる
    →返り読みをせずに前から意味を取れるようになる
    →その結果、長文を読むスピードも上がる

シャドーイングは難しいんですけど、やる価値大ありです。

 

オーバーラッピングがある程度できるようになったら、あとはシャドーイングさえしとけばなんとかなるって感じですね。

 

ただし難易度がバカ高いので、完璧は求めなくてOK。

ある程度それっぽくできればそれで大丈夫です。それでも力はつきます。

 

脳内ディクテーション

  • 定義
    →スクリプトを見ずに、聞こえてきた英文を頭の中に思い浮かべていくトレーニング
  • 得られる効果
    →英文を正確に聞き取る力がつく
    →まとまった英文でも、聞いた瞬間に理解できるようになる

脳内ディクテーションがリスニングのゴールとも言えます。

なぜなら

  • 英文が頭の中に思い浮かぶ
    =ちゃんと聞き取れてる

と言えるから。

最終的にはこれが完璧にできるようになる頃に、リスニングのスコアは上がります。

 

これら4つのトレーニングを組み合わせれば、リスニングはどんどん伸びていきます。

それぞれの具体的なやり方や、手順についてはTOEIC公式問題集をやり込めばスコアは上がる【やり方を徹底解説!】の記事にまとめました。

 

続いてはリーディングです。

リーディング編

やり込み方としては次の3つ。

  • 出てきた単語・表現・文法はすべて覚える
  • 1文1文を精読
  • 1つ1つの文書を通読

それぞれ簡単に解説します。

 

出てきた単語・表現・文法はすべて覚える

公式問題集に出てきた単語・表現・文法はすべて覚えましょう。

本番でも出てくる可能性が高いです。

マーカーを引いたり、ノートにまとめてしまうと覚えやすいと思います。

 

1文1文を精読

  • 定義
    →1文1文の主語・動詞・修飾関係などを考え、構造を分析すること
  • 得られる効果
    →1文1文が正確に読めるようになる
    →1文を読むスピードが上がる

精読をすることで1文が読めるようになり、その結果長文が解けるようになります。

ぶっちゃけ600点が最終目標であれば必要ないです。

 

しかし700・800と目指すのであれば、part7を解く必要があります。そうなると精読が重要になってきます。

 

精読が学べる参考書については【厳選】TOEICの精読にピッタリな参考書3選!【みんな使ってます】の記事にまとめました。

この中から選んでいただければ失敗しません。ぜひ参考にしてください。

 

1つ1つの文書を通読

  • 定義
    →1つの長文を頭から通して読むこと
  • 得られる効果
    →英文を前から順に意味が取れるようになる
    →長文中に出てきた単語・文法などを一気に覚えられる
    →確実に読める英文パターンが蓄積されていく

精読した文書を通読することで、確実に読める文書がどんどん蓄積されていきます。

この蓄積が超重要です。

実は英語が読める人って、今までに読んだ長文の蓄積をもとにして読んでるんですよ。

 

なので、通読した文書をガンガン自分の中に蓄積していくことで、初見の長文も読めるようになっていきます。

 

リーディングについてもっと知りたい方はTOEIC公式問題集をやり込めばスコアは上がる【やり方を徹底解説!】の記事を参考にしてください。

 

公式問題集だけでは不安な人へ:別の模試を追加しましょう

公式問題集だけでは不安な人へ:2つの突破口

いくら「公式問題集だけでも大丈夫だよ!」と言っても

「公式問題集だけではやっぱり不安。。」

という気持ちも分かります。

これまで話してきた内容はあくまで自分の体験談。

これがそのまま当てはまる人もいれば、そうでない人も当然いますからね。

なので「公式問題集だけじゃ心配です。。」という人は別の模試を追加するといいでしょう。

このとき大事なのは信頼できる模試を選ぶこと。

ぶっちゃけTOEICの模試って当たりはずれが大きいんですよ。

「本当に買って良かった!」と思うものもあれば、「正直買わなければ良かった。。」と思うものもありました。

そこで、今まで自分が使ってきて本当に良かったものを2種類紹介します。

おすすめは次の2冊。

  • 精選模試
  • 究極の模試

順に解説します。

 

1冊目:精選模試リーディング1,2

 

 

まず1つ目は精選模試です。

リスニングとリーディングに分かれていますが、おすすめはリーディングです。

リーディングの方はぶっちゃけ、公式問題集と質が全く同じなんじゃないかと思います。

解いてても全く違和感がなかったです。

ちなみに精選模試は1~3まで出てますが、数字が大きいほど難しいです。

なので1から解くのをおすすめします。

TOEICを頑張ってる人
TOEICを頑張ってる人
でも、新しい方がいいんじゃないの?公式問題集は新しいものから買えって言われたよ。

精選模試に関しては、気にしなくてOKです。1も2両方解きましたが、傾向とかは全然変わりません。

むしろ1の方が本番の難易度に近いので、より実践的な対策ができます。

※リスニングに関しては上でも書きましたが、ナレーターが本番の人と違うのと、問題の質が公式と明らかに違うように感じたのでおすすめしません。

 

2冊目:究極の模試

 

2冊目は究極の模試です。

こちらは3回分のLRテストがついています。

この参考書の1番の特徴は、解説がゼミ形式になっていること。

生徒と先生の会話を楽しみながら問題を解くことができます。

 

まとめ:公式問題集だけでも800点は取れます!

まとめ:公式問題集だけでも800点は取れます!

TOEICにはいろいろな参考書がありますが、やはり公式問題集の安定感はズバ抜けています。

理由としては

  1. 公式問題集だけでも十分な量がある
  2. 本番の問題と同じプロセスで作られている
  3. リスニングのナレーターが本番と同じ

TOEIC800なら公式問題集だけでも十分狙えます。

 

もし問題量に不安があるなら、別の模試を追加すればOKですし、一人での勉強に不安があるなら、アプリを使えばOKです。

 

何を使うにしても正しい方向に継続さえすれば、800点は絶対超えられます。

ぜひ頑張ってくださいね!

 

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