いざTOEICの勉強を始めたけど
- part1,2ってどうやって対策すればいいんだ?
- おすすめの参考書ってあるのかな
- どれぐらい解けばいいんだろ?
こんな風に悩んでいませんか??
part1,2は配点自体は少なめですが、重要なパートであることに間違いありません。
なぜなら、試験中これらのパートが上手くいけば「今回はいける!」ってなりますし、逆にここで躓いてしまうと、「今回はもうダメだ。。」と後ろのパートにも影響が出てしまうからです。
そこでこの記事ではTOEIC850の自分が
- part1,2の勉強法を2STEPで解説
- 目標スコア毎の解くべき問題数
- おすすめの参考書2冊
について徹底解説します。
この記事を読むことで、part1,2で8割以上取れる勉強法が分かります。
ちなみに、part3,4についてはTOEIC part3,4のスコアが上がる勉強法【聞き取れない人必見】の記事にまとめてあります。
part1,2の勉強法:2STEPで解説します!

part1,2については、次の2STEPで勉強するのがおすすめです。
- ディクテーション
- 音読
シンプルですが効果は抜群です。
1つずつ解説します。
STEP①:ディクテーション
まずはディクテーションです。
ディクテーションとは、英文を聞いてそれを1語1語紙に書きだしていくトレーニングです。
これにより、自分が聞き取れない部分がはっきりしてきます。あとはそこを中心に音読していけば、聞き取れなかった所が聞き取れるようになり、スコアも上がります。
具体的なやり方は次の通り。
- 英文を何度も聞く
- 聞こえてきた英文を紙に書きだす
- また英文を何度も聞く
- 聞こえてきた英文をまた紙に書きだす
- ①~④をくり返し、もうこれ以上聞いても分からない!となったら、スクリプト(原稿)を見る
- 間違ってたところを直す
part1,2は、細かな聞き取りが正解不正解を分けるため、ディクテーションにすごく向いてるんです。part3,4と違い、短文なのでやりやすいのも◎
STEP②:音読
ディクテーションで聞き取れてないところを洗い出したら、次はそこを中心に音読しましょう。
そうすることで、自分の苦手な部分をどんどん潰していくことができます。
音読の手順としては以下の通り。
- スクリプトを見ながら英文を何度も聞く
- 発音がだいたい分かったら、スクリプトを見ながら音声なしで一人で発音してみる
- 今度は音声ありで、スクリプトを見ながら一緒に発音する
- 最後に、スクリプトは見ずに音声だけを聞いて、英文を頭の中にスラスライメージできるまで聞く
③についてはオーバーラッピングというトレーニングです。音声と自分の声をピッタリ合わせることで、正確な発音が身につきます。
自分はここにたくさん時間をかけるようにしていました。具体的には各設問5~10回は読んでましたね。そうすると、今まで聞き取れてなかった部分が聞き取れるようになりました。
また、④ができればその問題はクリアしたと言えます。なぜなら④ができる=ちゃんと聞き取れてると言えるから。
ちなみにpart2に関しては、設問を中心にやり込むのをオススメします。というのもpart2は設問の聞き取りが命だから。
part1,2はこれだけ解こう!目標スコア毎の解くべき問題数

次に自分の体験をもとに、目標スコア毎の解くべき問題数を紹介します。
あくまで目安ですが、1つの指標にはなるかと思います。
※現在TOEIC400ぐらいを想定しています。
- 目標600点…120問以上(公式問題集2冊分)
- 目標700点…240問以上(公式問題集4冊分)
- 目標800点…600問以上(公式問題集10冊分)
それぞれ簡単に解説します。
※問題数はpart1,2を合わせたものです。自然とpart2の方が多くはなると思います。
①:目標600点なら120問以上(公式問題集2冊分)
600点が目標であれば、120問以上が目安になります。つまり、公式問題集2冊分をやり込めば達成可能です。
自分もそれぐらいやったら、600点を超えました。それにこのぐらい解けば、part1,2自体にも慣れてくる頃です。
また、正答率としては7~8割を目指すといいと思います。つまりpart1,2合わせて22~25/31取れればOKです。
ちなみに600点を目指すための戦略についてはTOEIC600点の壁をぶち破る3つの戦略と勉強法【初心者向け】の記事も参考にしてください。
②:目標700点なら240問以上(公式問題集4冊分)
700点を取るには、240問が1つの目安になります。公式問題集で言うと4冊分です。
これぐらいやると、part1,2で自信をもって解ける問題が増えていきます。
特にpart2では
- よく聞かれる設問パターン
- 正解・不正解になりやすいパターン
- よくあるひっかけパターン
などが蓄積されていきます。こういったパターンをたくさん経験していくことで、part2で8割を安定して取ることができます。
また、700点を目指すならpart1,2合わせて、25/31(8割)を安定して取りたいところです。
ちなみに、700点を取るための戦略はすべてTOEIC600点から700点に確実に上げる2つの戦略と勉強法の記事にまとめました。
③:目標800点なら600問以上(公式問題集10冊分)
800点が目標であれば、600問(公式問題集10冊分)以上が目安になります。
目標点はpart1,2合わせて、27/31(9割)です。
一見難しそうに思えますが、600問以上をディクテーションや音読すれば十分狙えます。自分も600問以上解いたら、毎回ではないですが、9割を取れるようになりました。
この辺りになってくると点数の伸びが実感しにくいですが、やればやった分だけ確実に力はついていきます。
また、800点を取るための戦略はすべてTOEIC700点から800点に確実に上げる戦略と5つの勉強法の記事にまとめました。
part1,2対策におすすめの参考書2冊

最後にpart1,2におすすめの参考書を2冊紹介します(公式問題集以外で)。特にpart2ですね。
2つのレベルに分けて紹介したいと思います。
1冊目:初心者特急part1,2
まず1冊目は初心者特急part1,2です。
この参考書は現在TOEIC200点~400点台の人に向いてます。
リスニングの基礎から学べるので、その名の通り初心者の1冊目にピッタリです。よく出る動詞などもまとまっているので、リスニング以外の実力も上がります。
初心者の方で公式問題集やってるけど、難しく感じるのであればこちらをオススメします。
2冊目:究極のゼミpart2&1
2冊目は究極のゼミpart2&1です。part2&1とありますが、ほぼpart2対策です。
この参考書は、現在TOEIC500点以上ある人に向いています。
この本の特長は、問題パターン毎に対策できる点。part2は問題のパターンが決まっているのですが、それらのパターン毎に解法が詳しく学べます。
600点、700点と目指すのにおすすめできます。
TOEIC part1,2の勉強法:まとめ

part1,2は配点的にはそこまで大きくありませんが、ある意味最重要パートです。
ここでしっかり取れれば気持ち的に楽になりますし、もしここでこけてしまったら、早くも帰りたい気分になってしまいます(´;ω;`)ウゥゥ
なので、日ごろからしっかり対策しておくことが大事です。
練習さえすれば伸びやすいパートでもあるので、是非がんばってくださいね!
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