「part7を勉強してるけど、全然解けない!」
「というか長文が全然読めないっ!!」
このように悩んでいませんか??
TOEICで700点、800点と目指そうと思ったら、part7がカギになります。
自分の経験から言うと、part7を読めなければ600点台が限界なのかなと。
700点以上ある人は、程度の差はあれ読めています。でも大丈夫です。正しい手順で勉強さえすれば誰でも読めるようになります。
自分もちょっと前まで「分詞?」「関係代名詞??」
みたいな感じでしたが、Rで430まで取れるようになりました。
そこでこの記事では、TOEIC850の自分が
- part7が読めるようになる勉強法:4STEP
- 目標スコア毎の塗り絵数の目安
- 目標スコア毎の練習すべき問題数とおすすめ参考書
について徹底解説します。
この記事を読むことで、part7の勉強法がすべて分かります。
※part5,6の勉強法についてはTOEIC part5,6の勉強法を徹底解説!【苦手な人でも大丈夫】の記事にまとめました。合わせてご覧ください。
グングン読めるようになる!part7の効果的な勉強法:4STEPで解説

part7の勉強法は以下の通りです。
4つのSTEPで解説します。
- 単語と文法を固める
- 1文1文を読めるようにする
- 1度解いた文書を何度もくり返し復習
- 多読で読める長文のストックを増やす
1つずつ見ていきます。
STEP①:単語と文法を固める
まずは単語と文法ですね。
すでにpart5,6を対策してきた人なら大丈夫かとは思います。
一応確認しておきますと、単語は「金フレ」
文法は「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく」
の内容が完璧であれば大丈夫です。
ちなみに金フレについては、860点レベルまでは全員覚えた方がいいです。
普通によく出るものばかりなので。
また、part7になるとガッツリ高校の文法が出てきます。
分からないときにその都度調べてもいいですが、1冊参考書を買ってそれを覚えてしまった方が結局は楽だと思います。
でもよくある分厚い網羅系の問題集までは必要ないです。大事な文法が厳選されてるものを1冊やれば十分です。
おすすめは「英文法ポラリス1」
高校の文法を網羅しようと思ったら、ふつう1000問以上解く必要がありますが、英文法ポラリスなら大事な大事な375問に厳選されています。
これ1冊やっておけば、基本的に困ることはありません。
STEP②:1文1文を読めるようにする
単語と文法が終わったら、次は1文1文を読む練習です。単語と文法をやっても1文が読めるとは限りません。
「単語は分かってるのに、うまく訳せない」
こんな経験ありませんか??
文法を実際の長文の中でどう活かすかを学ばなければ、英文は読めないんです。そしてこのとき必要になるのが「精読」です。
精読とは1文1文の
- 主語、動詞
- 品詞
- 修飾関係
などを分析していくことを言います。
これにより1文1文の構造が、手に取るように分かるようになります。
精読が学べる参考書については【厳選】TOEICの精読にピッタリな参考書3選!【みんな使ってます】の記事にまとめました。
この中から選んでいただければ失敗しません。ぜひ参考にしてください。
また精読の詳しいやり方については【最重要】英語は精読で決まる!やり方を徹底解説!【知らなきゃ損】の記事を参考にしてください。
精読を学ぶことで、独学でもpart7が読めるようになりますよ。
STEP③:1度解いた文書を何度もくり返し復習
こちらは、実際に問題を解いた後の話になります。
1度解いた文書を復習することで、スコアは上がります。
復習する手順については以下の通りです。
- 知らなかった単語や表現のチェック
- 1文1文を精読
- 全文を通読
- もう1度問題を解いてみる
詳しくはTOEICのpart7はこう復習すべし!【4STEPで徹底解説!】の記事にまとめました。
不安な人は参考にしてください。
STEP④:多読で読める長文のストックを増やす
復習も大事ですが、多読も大事です。
新しい文書を読むことで様々なメリットがあります。
例えば
- よく出る単語や表現がストックされていく
- よく出る話のパターンが身につく
- 読むスピードが上がる
ただし、これまで解いた文書の復習を定期的にしつつ多読することが重要です。
多読は大事ですが、割合的には復習を中心に勉強するべきだとは思います。
どれだけ多読するべきかについては、後ほど後述します。
実は塗り絵は当たりまえ!part7では塗り絵を恐れるな!

「part7がどうやっても解き終わらない」
「毎回塗り絵してしまうんです。。」
もしかしてこんな感じで悩んでいませんか??
実は塗り絵って当たり前なんですよ。むしろ解き終わらないのが普通です。
自分はTOEIC850ですが、8問塗り絵でした。全然間に合ってません。でも800点は超えられました。
つまり、700点や800点が目標であれば塗り絵は気にしなくてOKです。大事なのは、塗り絵の数をどれだけ抑えられるか。
そこでこの章では、目標スコア毎に許される塗り絵の数を見ていきたいと思います。
結論から言いますと次の通りです。
- 600点が目標…40問
- 700点が目標…30問
- 800点が目標…10問ちょっと
1つずつ解説します。
600点が目標:40問塗り絵しても取れます
600点なら40問塗り絵しても大丈夫です。
実は大丈夫なんです。自分も40問近く塗り絵しましたが、600点を超えていました。
600点であればpart7はそれほど重要ではありません。600点取るために大切なのは、リスニングとpart5,6です。
ここをしっかり対策しておけば600点は超えます。
関連記事
TOEICのリスニング復習方法を徹底解説!【3つの注意点あり】
TOEIC part5,6の勉強法を徹底解説!【苦手な人でも大丈夫】
600点を取るための戦略についてはTOEIC600点の壁をぶち破る3つの戦略と勉強法【初心者向け】の記事にまとめました。
700点が目標:30問までなら大丈夫です
700点が目標であれば30問までの塗り絵はセーフです。
30問って思ったより多いですよね。
でも大丈夫です。自分も25問塗り絵しましたが、750点(L375R375)取れました。
なので、30問塗り絵しても700点は超えるはずです。
詳しくはTOEIC600点から700点に確実に上げる2つの戦略と勉強法の記事も参考にしてください。
800点が目標…10問ちょいを目指しましょう
800点が目標の場合、10問ぐらいに抑えましょう。
これぐらいになると、時間配分や解くスピードを意識する必要が出てきます。
自分は8問塗り絵で850点(L420R430)でした。
なので、10問ちょっと塗り絵しても800点は取れます。
詳しくはTOEIC700点から800点に確実に上げる戦略と5つの勉強法の記事を参考にしてください。
part7はこれだけ解こう!目標スコア毎の解くべき問題数

次に自分の体験をもとに、目標スコア毎の解くべき問題数を紹介します。
あくまで目安ですが、1つの指標にはなると思います。
※現在TOEIC500点ぐらいを想定しています。
- 600点目標…2~4セット
- 700点目標…8~10セット
- 800点目標…20セット
それぞれ簡単に解説します。
600点目標…2~4セット
600点であれば2~4セット、つまり公式問題集1~2冊分ですね。
少ないなと思ったかもしれませんが、600点の場合は先ほども言ったように、リスニングやpart5,6の完成度が重要ですので。
part7は54問中40問塗り絵したとして、残りの10/14取れればOKです。
この辺りの詳しいことはTOEIC600点の壁をぶち破る3つの戦略と勉強法【初心者向け】の記事にまとめてあります。
700点目標…8~10セット
700点取るためには8~10セット、つまり公式問題集4~5冊分のpart7を解く必要があります。
600点とちがい、part7でもある程度得点する必要があるためです。
具体的には、54問中30問塗り絵したとして、残りの24問で8割を取る必要があります。
塗り絵の数が少なければ、もっと低い正答率でもなんとかなります。
この辺りの詳しいことはTOEIC600点から700点に確実に上げる2つの戦略と勉強法の記事にまとめました。
800点目標…20セット
800点が目標であれば20セット、つまり公式問題集10冊分を解けば十分です。
自分の場合はこれぐらいやってR430でした。
たぶん人よりかなり多い方です。
リスニングが得意であれば、もっと少ないセット数でもいけるとは思います。
20セット分となると、公式問題集だけでは足りないので、他の模試を追加する必要があります。
おすすめは精選模試ですね。
リーディングに特化した模試で、5セット入っています。公式問題集よりもコスパが高いのが嬉しいところ。
もちろん問題の質も公式と変わらないぐらいいいです。
ちなみに1~3まで3冊出てますが、数字が大きいほど難易度が高くなります。
おすすめは上の1と2です。
3は難しすぎて本番の難易度とかけ離れてるというのをよく聞きます。
1と2は実際に解いてみて本番に近いなと思いました。迷ったら1から買えば間違いないです。別に最近の傾向となんら変わらないです。
長文が読めるようになるpart7の勉強法:まとめ

最後にまとめです。
part7の勉強手順は
- 単語と文法を固める
- 1文1文を読めるようにする
- 1度解いた文書を何度もくり返し復習
- 多読で読める長文のストックを増やす
でした。
時間はかかりますが、毎日コツコツやれば誰でも読めるようになります。
ぜひこの記事を参考にして頑張ってくださいね!
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