リーディング300点前後は取れるようになったけど
- 350点がなかなか取れないな
- 350点取るにはあと何が足りないんだろう
- どうやったらRで350点取れるのかな
こんな感じで悩んでいませんか?
リーディングで350点を超えると、TOEIC700は余裕で超えてきますし、800点だって見えてきます。
そこでこの記事では、350点を絶対取りたい!という人に向けて
- リーディングで350点を取るのに必要な勉強時間
- リーディングで350点を取るための2つの戦略
についてお話します。
自分もリーディングについては、300点前後で停滞していた時期がありました。
しかし、これからお話しすることを徹底してから一気に350点を超えることができました。
※リーディングの基本的な勉強方法についてはTOEICのリーディングで絶対に300点を取る勉強法【4つの注意点あり】の記事に分かりやすくまとめています。
この記事は上の記事の続きになります。
また、TOEIC700点を取る全体的な戦略と勉強法はTOEIC600点から700点に確実に上げる2つの戦略と勉強法の記事にまとめました。
TOEICのリーディングで350点を取るのに必要な勉強時間

仮に現在R300前後だとします。
その場合、350点まで上げるのにかかる時間は約100時間。
何故ならTOEICで1点上げるためには、2時間の勉強が必要だと言われているため。
金フレの著書であるTEX加藤先生も、次のようにおっしゃられています。
私の指導経験では、毎日3時間勉強すると、3カ月間で約100点スコアがアップするという結果がでました。つまり、200~300時間勉強で100点もアップすることができるのです。 プロに聞くTOEIC勉強法 短期間でスコアを伸ばしたいなら、リスニングに重点を。 | マイナビニュース (mynavi.jp)
リーディングはリスニングよりも上げるのに苦労します。
しかし、きちんと戦略を立てて勉強することで確実に上げることが可能です。
以下で詳しく解説します。
TOEICのリーディングで350点を取る戦略①:part5,6で9割を目指す

まずはpart5,6で9割(41/46)を目指しましょう。
「いやいや9割なんて取れないよ。。」
と思うかもですが、しっかり対策すれば十分可能です。
やるべきことは次の通り。
- 文法特急1,2をやり込む
- 公式問題集を2~3冊やり込む
- 時間よりも正答率を重視する
1つずつ見ていきます。
①文法特急1,2をやり込む
文法特急1,2の2冊をやり込みましょう。これが1番重要です。
文法特急1については持ってると思いますが、2は持ってないかもしれません。
実は2も超良書です。
基本的なつくりは1と同じです。違うのは以下2点。
- part6が旧型式のまま
- 解説のページに語注がついている
①はデメリットですが、それ以上に②のメリットが大きいです。
文法特急2には語注があるので、いちいち単語を調べる手間がかかりません。
解説が詳しいのは1と同じなので安心してくださいね。
文法特急2冊を完璧に仕上げることで、part5が盤石になります。
自分はそれぞれ10周以上やり込んだら、9割前後を安定して取れるようになりました。
②:公式問題集を2~3冊やり込む
最後に公式問題集をやり込みましょう。
文法特急で学んだことを、ここでアウトプットできればOKです。
目安としては、2~3冊分をやり込めば十分。
特にpart6に関しては文法特急だと問題数が少ないので、公式問題集を使う必要があります。
ちなみにどの公式問題集を買えばいいか迷ったら、最新のものから選んでいけば間違いないです。
③:時間よりも正答率を重視する
これはふだん問題集を解くときも、本番も同様です。
よく時間配分として
- part5……10分
- part6……10分
と言われることが多いです。
しかし、あれはR400点以上狙う人向けです。
350点であれば
- part5……15分
- part6……15分
かけてもOKです。
多少時間はかかってもいいので、正答率を意識することの方がはるかに重要です。
時間を気にするのは、R400以上を狙うようになってからでOKですよ。
TOEICのリーディングで350点を取る戦略②:part7はシングルパッセージで8割を目指す

part7に関してはシングルパッセージ(SP)で8割(24/29)を目指しましょう。
part7についてはこれだけで大丈夫です。
この際のポイントは以下3点。
- 25問は塗り絵してもOK
- 精読をできるようにする
- 公式問題集5冊をやり込む
1つずつ解説します。
①:25問は塗り絵してもOK
25問塗り絵してもOKです。
実はマルチパッセージ(MP)は解けなくてもR350は狙えます。
簡単に理屈を解説します。
350点ということは7割です。
まずpart5,6で9割取るので、41/46。
次にpart7のSPで8割なので、24/29。
残りの25問は塗り絵ですが4択なので、5/25は取れます。
これでちょうど70/100で350点を狙えます。
実際自分も25問塗り絵しましたが、R375取れました。
もちろんすべて解けるのが1番いいのですが、ぶっちゃけ無理です。
全問解ききるには、少なくともTOEIC850以上は必要だと言われています。
それよりも、解くべき問題をギュッと絞った方が上手くいきますよ。
②:精読をできるようにする
25問塗り絵しても大丈夫ですが、SP(シングルパッセージ)をしっかり解く必要があります。
そのために必要なのは次の3つです。
- 単語力
- 文法力
- 精読力
単語や文法については、part5を対策する上で身についてると思います。
③精読に関しては、まだ学んでいないのであれば是非できるようにするべき。
精読とは簡単に言うと
- 1文の主語や動詞、修飾関係などをきちんと把握すること
精読ができるようになると、part7の英文がスラスラ読めるようになります。
自分も精読を学ぶ前は、R300前後で停滞していました。
しかし、精読を身につけてからR430まで一気に伸びました(TOEICのスコア自体も600から850まで伸びました)。
詳しくは【最重要】英語は精読で決まる!やり方を徹底解説!【知らなきゃ損】の記事で解説しています。
また、精読が学べる参考書については【厳選】TOEICの精読にピッタリな参考書3選!【みんな使ってます】の記事にまとめました。
この中から選んでいただければ失敗しません。ぜひ参考にしてください。
精読は、将来的にTOEIC800を目指すのであれば必須のスキルなので、是非とも取り組んでみてください。
③:公式問題集5冊をやり込む
part7の対策としては、公式問題集をやり込むのが王道です。
公式問題集5冊の文書をすべて3周以上
- 精読
- 通読(1つ1つの文書を前からくり返し通して読むこと)
することでSP(シングルパッセージ)で8割に届きます。
この辺りの勉強方法についてはTOEICのpart7はこう復習すべし!【4STEPで徹底解説!】の記事にまとめました。
ちなみに本番ではMP(マルチパッセージ)は解かなくても大丈夫ですが、ふだんの勉強では解くべきですね。
- 単純に長文を読む練習になりますし
- 本番でも時間的に解けるかもしれませんので
それと1つ注意点があります。それは公式問題集の解説が詳しくないということ。
なので「解説が詳しい参考書でやりたい!」という場合は、別のものを使う必要があります。
おすすめは「究極のゼミpart7」
part7に特化した参考書なので、解説がめちゃくちゃ詳しいです。
この参考書の特長としては
- 設問のパターンごとに対策できる
- part7の解き方やすぐに使えるコツが満載
- 対話形式の解説で楽しみながら勉強できる
「リーディングはちょっと自信ない」
という人は先にこちらの参考書で対策した方がサクサク進むと思います。
TOEICのリーディングで350点を取る戦略:まとめ

最後にまとめです。
R350を取るための戦略としては
- part5,6で9割を目指す
- part7はSPで8割を目指す
- part7のMPは塗り絵でもOK
ということでした。
そのための対策としてpart5,6は
- 文法特急1,2をやり込む
- 公式問題集を2~3冊やり込む
- 時間よりも正答率を重視する
part7は
- 25問は塗り絵してもOK
- 精読をできるようにする
- 公式問題集2~3冊をやり込む
でしたね。
R350取ることは決して楽ではないですが、地道に勉強していけば必ず取れるスコアでもあります。
ぜひこの記事を参考にして頑張ってくださいね!